https://www.ktv.jp/finalcut/index.html
脚本：金子ありさ 演出：三宅喜重
今さらですが、やっと溜まってた分を見めました…トホホ（このまま最終回までいきたいと）
復讐するのに自分の顔を晒して相手に挑む慶介はずいぶんこわいものなしだよなあと思ってたけど、本気で正体がバレないと思ってたんだろか？
まあその辺の彼の思惑は謎にしても、テレビに映っちゃダメよねえ。しかも復讐相手のとこのカメラって、迂闊すぎるよ…
ともかく正体が知られたのでそれが本業のテレビ局の人たちにあっという間に特定されましたとさ。
それでも警察幹部の羽賀を脅そうとする慶介すげえとしか言いようがないんだけどw
なんという無敵感。むしろ爽快。芳賀が子飼いだと思ってた高田副署長の裏切りもあり…ってか、やっと高田の思惑も明らかに。敵の敵は特に味方でもなかったけどw
今回上手いなあと思ったのは、芳賀を監視してた慶介が芳賀にかかってきた電話で大地のピンチに気がつくところか。もう早く気が付いてあげてーってハラハラしたw
その大地はチンピラに追いかけられてる時点でスマホは録画に使ってるから連絡できないにしてもそれに気がつかなかったら大地アウトじゃんよと思ったけど、チンピラが案外紳士的だったんで脅しだけで済んでよかったよ。マジでちょっとだけそのまま消されるんじゃないかと思ってヒヤヒヤしたけど、まあ警察官僚の子飼いなのでさすがに殺人はヤバイか。
ずっと動きが怪しい、敵かな味方かなって感じの高田副署長は実は再捜査を狙っていた真っ当な警察魂の持ち主だったとやっと判明。
しかし彼は警察幹部に取り入って地道に捜査する機会をずっと伺ってたのに、慶介が派手な復讐とか始めちゃったせいで報道組が調査し始めてまさかのやぶ蛇！慶介がいらんことした！だから高田は勝手に動くなと怒ってたのかー。
高田は慶介の母親は無実だと思ってるし、いまだに事件の真相を探るために志保ちゃんの遺族とコンタクトもとって調査を再開しようと思ってたところに、慶介のせいでザ・プレミアムワイドのスタッフが動き始めて、高田が調べようもない小河原翔太の行方を報道局の力で引っ掻き回して調べ始めたと。この辺はさすが報道ってことか。いろいろ配置がうまいなあ。
ただ彼らにとってそれは真実が知りたいわけじゃなく、ただ壮大なリアリティーショーで、しかも下手したら重大な冤罪事件に発展するかもという報道的においしいという理由で、ということでは高田からしたらあまりに諸刃の剣すぎるってことか。いやー話の構成素晴らしいね。
普通に復讐者の話を見てると思ってたのに、その主人公はただのいらんことしいだったとはw
芳賀はこれでドラマ的にはお役御免？というかそんなことで警察幹部が黙ってるのか…という気はするけど、まあいいや。真の敵はザ・プレミアムワイドであり、肝心の真犯人は本当に真犯人なのかってのが今後のポイントだし。
あとついでに慶介が利用してた小河原姉妹、諦めモードの姉・雪子は慶介の正体を知り、そんなの関係ねえな妹・若葉はお姉ちゃんが捨てるならあたしが拾うし正体とか知りたくないしっていうけど、たぶんそんな深い仲じゃないだろうになぜそこまで執着するのか。お姉ちゃんの好きになった人と同じだったってことでの暴走か？
ところで慶介は雪子に兄の真実を。つかでもその線はまだ確定じゃないよねえ。証拠もないじゃんよ。そこは気になるけど、なんだかんだでいきなり雪子と慶介が！えーってか、まあそうなるだろうとは思ってたけど。
無神経な妹よりも痛みを分かち合える姉を選んだのかー。まあそりゃそうーだ。特にそういう描写があったわけでもないけどこれはわかる。むしろ連ドラじゃないと出来ない積み重ね。よかった。
他にもいろいろ盛りだくさんだったけど、とりあえずこんなとこで。
