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脚本:武藤将吾 監督:柴崎貴行
『ここは…心火を燃やして、そっと抱きしめる!』
カズミンのドルヲタ心、潰れる!溢れる!流れ出る!(苦笑)
いつでもどんな時でもみーたんを崇めるドルオタ心を忘れず、そしてそのアイドルとドルオタという一線をフィジカル部分で越えようとするカズミン!たぶん間違いなくカズミンと呼ばれるどころか関係は相当後退&悪化間違いなし!
『まだ「グリス」…くぅ〜!早く「カズミン」と呼ばれたい!』といういつも通りのアバンのあらすじ紹介が本編に出張ってきてももう突っ込まない。でもこのシリアス展開のなかで一服の清涼剤として楽しませてくれるカズミンはマジ神エンターティナーw
そして改めて万丈の秘密2回目の説明(今度は戦兎に向けて)という親切さ!(笑)
相変わらず「DNAを分けて」という語句の意味不明さスゴイけど、とりあえず母親に取り付くつもりがお腹の中の万丈に取り付いてしまい、誕生と同時に記憶と能力を失ってしまった…というのは理解した。
え、もしかしてひょっとすると産まれるまでの胎児の万丈は、地球を滅ぼす気満々な意思に満ち溢れていたってこと?胎内記憶ってやつ?(たぶん違う)
とりあえずお話的には万丈がかわいくてよかった。戦兎が佐藤太郎のビジュアルで良かったように(別に葛城巧が悪いと言ってるわけじゃない)万丈はあの仔犬のようなおバカさと一途さとビジュアルじゃないとあかんのや!
そしてエボルトが抜けたマスターはどんなキャラなのか。この10年間ずっとエボルトだった…けど、たぶんマスターがそもそも「チャオ〜」とかいう人な予感。宇宙飛行士を引退したらカフェをやりたかったとかそんな人?
結局戦兎の毒を消したのもエボルトの都合だけど、そのうなされてた時に見た夢は、夢だけど、夢じゃない!
いや元々夢じゃないけど、万丈の熱い思いに応えてくれるの?お前のせいで俺は愚かな人間から抜け出せねえ、ありがとよ…とかまるで不良がお嬢様に惚れて生まれ変わったみたいな告白も聞いてたんですか?なんか二人で永遠にお互いのことを褒めあってくれてていいよ…いいですよ?
でもってマスターの口からスタークの声(CV:金尾哲夫)が聞こえてくるのはあんま違和感なかったけど、万丈だとなんか変!早く元に戻ってー万丈〜
グリスとローグがコントのように壁の彼方に飛ばされても笑うことをゆるされないシリアスなアクションシーンも毎回だけど見てて楽しすぎる。本当にビルド、好きなものしか入ってない…ローグが親父の仇って殴りかかるのもとても良い…(滾る)
ビルドって平成の中でも戦いのシーンがやけに重くてカッコいいな!何が違うんだ。ストーリー上の説得力と必然性があるからか?スターク=エボルトという悪役の重みか?というかエボルトの目的は破壊だけでいいの?何のために存在する生命体なの?サノス?今回ほど「宇宙よ、これが日本のヒーローものだ!」と声を大にして言いたい。
そして最悪だよ、エボルトが万丈の声音で戦兎を騙しやがったよ。「いい声してるだろ〜?」ってのは前にアバンで言った「声のお仕事してまーす」というメタネタのやつだけど、そういうことじゃねえ!なんという脚本!
まだ35話なのにこの絶望的展開。戦隊なら最終回3話前の展開だよ。パンドラタワーがー…
ああ、平成2期の、いや平成ライダーの集大成よ。なんとなくいろんな平成ライダーのネタを拾ってきて入れ込んでる風なんだけど、それがきれいにまとまりすぎてて気にならないしむしろうまいと唸るレベル。ありがとう武藤さん。ありがとう、平成ライダーに来てくれて。もちろん昔からチェックはしてたけど、特撮に来た時にこんな破壊力を持った完成度になるとは。マジありがてえ。神よ。(神いっぱいいる)
予告。
ええ、何で戦兎紙白いの?この物語はどこへ行くの?
しまった、公式見にいきそびれててパリピTVすっかり忘れてた!カズミンと万丈だったのに!(半分はチェックできるけど)