そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

下町ロケット#1

http://www.tbs.co.jp/shitamachi_rocket/
脚本:丑尾健太郎 演出:福澤克雄 原作:池井戸潤
 
ロケット!トランスミッション!ベストマーッチ!(とりあえず言いたかった)
下町ロケット、サブタイなし、ナンバリングもなしでいいんだ。原作はゴースト編だけどそもそもそれも出たばっかなのね。
なんでロケットからトラクターなのかと思ったんだけど、そこ自体すごく唐突じゃね?佃の技術を生かせるってこととトラクターもロケットもめっちゃ振動する場所での使用が前提の高度な技術が必要ってのはわかったけど。殿村さんのうちが豪農じゃなかったらどうなってたんだよ。
ただまあ相変わらずというか、世界的にロケット事業は縮小化されてるし、ロケットに未来は見えないからと別のものをさがす、宇宙から大地への転向はいいけどそれに伴う帝国重工のお家騒動?やら転身を余儀なくされてる財前の事情とか、佃の方は技術転用を決めてトラクターのトランスミッションにチャレンジ、完成、プレゼン、採用というサイクルがあまりに早い。
そしてライバルに無用にケンカ売る佃社長とか(技術的な意味でも)、徳重さんの新キャラ、メガネ嫌味くんが癖ありすぎとか、いろんな話が突っ込まれてて相変わらずガチャガチャした演出だなぁ。
六角精児の大森バルブと競争すんのかと思ったらそれどころじゃなくあまりにもわかりやすい悪役すぎてちょっと笑うし、ギアゴーストの天才エンジニア(イモト)が泣いて感動するほどすごいロケット技術転用のトラクター用トランスミッションサクッと完成ってマジ展開早すぎww。
というか、まあイモトが涙する理由はわかるんだけど(ある意味今回はそこがキモよね)採用されてよかったよ。
つまりどんなにプチ整形やメイクで頑張って顔を整えた男性受けしそうな美人も、顔はそこそこでもスタイルやボディバランスの良さを持つ生物的に完璧な美しさにはかなわないってことなのか?(わかりにくい例え)
まあとにかく有無を言わせないロマンであったロケット開発から燃える男の赤いトラクターで耕す大地の実用へ、超技術は日常作業にこそ必要というある意味それもロマン。あ、そういや医療機器(ガウディ)もそうか。
まあ話は面白そうだけど見せ方がとっ散らかってるんで、もうちょっとスマートな感じで見たいなあ。