そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

昭和元禄落語心中#1

https://www.nhk.or.jp/drama10/rakugo/
監督:タナダユキ 脚本:羽原大介 原作:雲田はるこ
 
オレはアニメだけで原作は読んでないんだけど、落語メインの話なのはともかくとして、なぜ助六とみよ吉が死んだのかってのをちょっと前面に押し出すとミステリー色が強まるんだなあと思ったこのドラマ版。
アニメの方はわりと与太郎をフックに過去の八雲と助六の青春を描いていく話だと感じたんで、ドラマの方はそういう意味ではミステリー色を押し出すのかなとちょっとだけ思ったり。生身の役者がやってるから印象変わってくるのかな?全10回だってわかってるし。でも1クールのドラマなら確かに過去の三角関係を押し出したほうがドラマとしては見やすいのかも。そうだとすればいい改変ですね。

岡田将生が八雲師匠(菊比古)、与太郎竜星涼助六(初太郎)が山崎育三郎、みよ吉が大政潤で小夏が成海璃子。ドラマ化が発表されたときに、ええっそのキャスティングなの?なんで八雲師匠を岡田将生?(オレはもちろん岡田将生好きだけど)ってちょっとびっくりした記憶があるけど、意外と岡田将生の八雲師匠がハマっててよかった。若い頃のビジュアルだけなら千葉雄大辺りかなと思ってたんでw
でも年取った八雲師匠のあの今にも人を殺しそうな目を見てると岡田将生で全然OKかと。世間の評判は知らないけど。(老けメイクがいまいちチャチなのはもうちょい頑張って欲しいとこですが)
助六の山崎育三郎も意外といえば意外だったんだけど、大政潤はこんな芸者いたら身を滅ぼすわーと思える妖艶さで次回が楽しみです。
ただタナダユキの映像は画面がちょっと暗いというか色が濁ってるのがどうも馴染めないというか、過去編になったら違うのかなあ。どうもこういう邦画独特の汚い色味って好きじゃないんだよなあ。岡田八雲のあの目力溢れるカットとかは凄まじく良いだけに。