そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

銀河ヒッチハイク・ガイド

korohiti2005-09-25


オフィシャルサイト>http://www.movies.co.jp/h2g2/

ブリティッシュユーモアに溢れすぎてて、見てるあいだずっと英映画かと思ってたけど一応米映画でした。そしてスゴク面白かった!原作は英国のカルトSF小説らしいです。
映画冒頭、イルカは地球で二番目に賢くて(人間は三番目。一番は…オチだから言いませんが)地球の破滅を知ってて人間に警告し続けてきたんだけど、判ってくれないならもういいよ、僕たちは地球から出ていくよ、さよなら、今まで魚をありがとう。でも出来ればもっとオイシイ魚を食べたかったよ、さよならさよなら…って空へ飛んでっちゃうイルカの歌(画面はイルカショー)から始まる。ナレーションはBBCとかのドキュメンタリーみたいな堅苦しい語り(クイーンズイングリッシュ)だし。一体どんな映画だって感じ。
そして宇宙船は豚の蚊取り線香で、常に憂うつなロボット(声:アラン・リックマン。すぐ判るw)はどう見てもストームトルーパー。主人公はずーっとパジャマ&ガウンのまま。ヴォゴン人の集団は宮崎アニメか士郎のマンガ(ORIONあたり)の雑魚軍団て感じ。
細かいところが小ネタギャグというよりは、やはりユーモアって感じで、いちいちシャレが利いてます。CGとかが凄いから全体にお金は掛けてると思うんだけど、ワザと昔の映画みたいなチープな作りを演出をしてて、それすらも英国人のユーモアセンスかよってくらい。(しかし英国人て自虐ネタが好きだよなあ(笑))
なんつーか、ストーリーの印象としてオシャレなヤジキタかなあ。随所にアニメーションが入るんだけど(映画サンダーバードのOPみたいな)、それもすごくオシャレ。そして何故かホモ臭もちょっと…な感じ(笑)
単館映画なので、みなさんにやってるうちに見に行ってー!とはいえませんが、興味のある方はDVDにでもなったときに見て下さい。


一応参考に。Wikipedia-銀河ヒッチハイク・ガイド