そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

アネキの酷いことと言ったら!

夕べやっと見ました。今頃なんですがどうしてもこれだけは言っときたいよ。
(役名が判らないんだけどもう確認する気もヒマもないんで、一部役者名で書いてます。判りにくくてスマン)


第1話がそこそこ面白かったんでとりあえず見てた「危険なアネキ」ですが、第2話ですでにアヤシくなり、第3話は最悪でしたね。もう録画消しちゃったから詳細は確認できないけど、話ヒド過ぎ。
これは釈ちゃんが優秀な看護士でありながら夜勤もせず常に定時で帰り、夜は借金を返すためにキャバクラでアルバイト(しかもナンバーワンの売れっ子)をしているというのが大問題になった話なのだが、そもそも最後の部分で解決法であるところの、正規の看護士なら(この病院では)バイト禁止なのだが一度解雇してバイトの看護士として雇い直して問題解決…って、根本的に問題違うじゃん。問題なのは大病院の看護士がバイトでキャバクラ嬢をしていたことが、医師や看護士、患者の間で噂になって、キャバ嬢というイメージ的なことで仕事への不信感から大騒ぎになったことでしょ。病院側の体制の問題じゃないじゃないよ。もっと判らないのが釈ちゃんはそれを院長(なのか児玉は)に相談して一度却下されてるのに、内緒でキャバ嬢をしていながら病院のシフト業務にお目こぼしがあったりすることだよ。借金の内容と額も明らかにされてないから、釈ちゃんに肩入れも出来ないし(もし説明されててオレが見逃したっていうならスイマセン)つーか、普通に考えてそんなに借金あるなら、看護士なんかしないでまずキャバ嬢で稼げばいいんだよな。看護士って借金返済してからでも遅くないし。その辺の理由や動機も不明。
それにこのドラマのテーマって、確か(たぶん)顔だけ良い姉とエリートになりたい弟の溝を埋めるドラマじゃなかったっけ?少なくとも今回全く皆川兄弟の話は関係なくて、すでに高島弟に姉がキャバクラ嬢なのがバレるかバレないかって話になってるし。そもそも皆川姉(伊東)は借金返済のためにキャバ嬢他諸々の肉体労働をしてるんだが、それすらも絡んでこなかった。釈ちゃんと対比させるいいネタだったのに。皆川姉がやったことといえば、単に最後、何でキャバ嬢がいけないの!と啖呵を切るだけ。すでに借金返済はあの借金とりの二人を出すためと、小ネタの発生装置にしかなってないぞ。まあ最初から悲壮感ゼロだし。
だいたいあのキャバクラ描写、キャバクラというより高級クラブじゃん。その辺がもう誤魔化し入ってるよ。これはたぶん、本当にキャバクラだと画面的に華がないのと、一般的にはキャバクラのイメージがよくないゆえに、キャバクラ嬢をしててもいいじゃないという、視聴者から見て《皆川姉=善である》ことの正当な説得力がなくなるからだと思われるけど。だって高級クラブならともかく、キャバ嬢はイメージ的にも実際にも、とても肯定できるもんじゃないしな。だから言葉ではキャバクラといいながら画面的には高級クラブを使い、いかがわしいところではないとアピールして、目眩しをするわけですね。それならそれで高級クラブという設定にすればいいのに、そうするとあそこまでバカな皆川姉がクラブ嬢が出来ると思えないし…とまた微妙なところ。いや今の描写でも十分おかしいけどね。有り得ないよ、あんなキャバ嬢(でもクラブ嬢でも)。
ってとこで根本的に最初から何か間違ってるわけですね。でももしかしたら、地方の人はあんな高級クラブ風のキャバクラがあると勘違いするだろうか?(これは地方をバカにしてるわけではなく)有り得ないですから、あんなキャバクラ。(一応オイラ、キャバクラとかランパブとかクラブくらいは一通り行ったことありますよ、人の金だけど。ウサギのいるとことかもね)高級クラブに皆川姉みたいなホステスがいるってことも有り得ないですから、黒革ほどじゃないにしても。(でも六本木ってのは微妙なとこなのかな?銀座ほどお高いわけでもなく赤坂ほど格式?があるわけでもないし、わりと若い子メインで銀座ほど線引きはハッキリしてないらしい)

ああ、署名とか患者さん達が病院の外で釈ちゃん残留を訴えたり(病院の入院患者なんだよ?)とかひらのゆーたがいきなり釈ちゃんを好きになっちゃったりとかは、もう論外なので省かせていただきました。