そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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ウルトラマンマックス#22「胡蝶の夢」

『単純でいいじゃないかぁ、宇宙人でも怪獣でも、何でもいいからやって来る。理屈はあとからどうにでもなるよ』


スゲェインチキなセリフだなあ(笑)
先週からあんまりみなさんジッショージ、ジッショージと騒ぐもんだから。でもオレはジッショージの何たるかは全く判っちゃいないんで、いつも通りってことで。ウルトラQの「闇」は結構面白かったと思ったけど。


今回はメタかと思ってたら、《胡蝶の夢》はメタじゃないよなあ。ふと思ったけどこの間の「怪獣漂流」の劇中で、山口家の人が見てたマックスというのはメタじゃないんだろうか?

で結局、デウスエクス・マキナなの?なんかよく判らん。でもそれならば、最後は必ずウルトラマンが怪獣を倒して事件を解決するという意味で、ウルトラマンこそが機械仕掛けの神ではないのかな。もちろん舞台上に上がってしまった機械仕掛けの神よりも、脚本家の方が強いに決ってるけどね。ということで脚本を書いてる時点でカイト(ウルトラマン)の勝ちは見えてるわけですが。
そして胡蝶の夢というのはその話の中でこそ『どちらが現実なのか?』という問い掛けが成り立つわけなので、それをフィクションの劇中でやっても視聴者から見たら『どっちも現実じゃないじゃん』で終わりだと思うんだけど、如何なもんか。
ときどき入るキーボードを打つ手元のカット、今回の話を書いてる脚本家そのものじゃないよなあ。
デウスは何だか判らないものが一番恐いということだろうとは思うけど、それが強いとは限らんよなあ。何が一番恐いってあの怪獣造りのおばさんが恐いというオチはヤだなあ(笑)


追記:ウルトラマンマックスという番組が前提の劇中でマックスの脚本を書いているんだから、メタでいいのか。胡蝶の夢なら「夢か現か」なんだが、それを脚本家の現実か、ウルトラマンマックスにおけるカイトの現実か、にしちゃうからややこしいのか?オレがよく判ってないだけ?いやいやいや、ウルトラは考えちゃダメだ、感じるんだ!(笑)
そういや書き忘れてたけど、番組見ながら、これがカイト=マックスだって知ってる侵略宇宙人の、カイトへの精神攻撃だったらおもしれー…とか思ったんだけど、そんなことはなかったな。忘れて下さい。