そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ウルトラマンマックス#23「甦れ青春」

『君の代わりに、私が出撃しよう』


実はマン、新マン、セブンをちゃんと見たことないのです。リアルタイム視聴時には年齢的に微妙だったのと、特撮の再放送なんか一度も(多分)やらなかった田舎ゆえの環境だからなんですが。
というワケで家人に科特隊だといわれないと判らないその状況が悔しい。イヤもちろん、知識やネタとしてはそういうことを知ってるんだけど、あの科特隊3人が揃っている状況を普通に(っていうかその時点で特オタだと思うんだが)楽しめないことがこんなに悔しいと思ったことはなかったですヨ。そんなオレの甦らない青春。くぅ〜!これに限らず多感な頃に見ときたかった作品てあるんだよな。(オレはリアルタイム視聴重視派)


そんなことは置いといても、非常にウルトラ的というかマッタリとしてて面白かったです。先週の実相寺(ジッショージではなくジッソウジですね、失礼しました)監督の様なものは、やりたいことは判るんだがオレはマックスとしてはあまり面白さを見いだせないんで、どちらかというとこういう物の方が好きですね。というかなんか今回ののノリ、好きだなあ。
あと、例えミニチュアがちゃちくても、基地の中に人がいるほうがなんだか落ち着くよ。そういうところはケチらずやって欲しいモンです。


もうツッコミたいところはやたらあるんだけど、きっとそれは意味ないよな(笑)トミオカ、ヨシナガ、ダテの3人がUDFの前身組織で戦友だったというのは…ああ、このネタが100%楽しめないのが悔しい!
極秘任務と偽った私用で友人に会いに行くというトミオカ長官。いや、いいんでないかそれくらい、新しい施設だし極秘の視察でも。カイトも護衛代わりだと思えば。
それはさておき、久し振りにヨシナガ教授の超絶解説を聞いたぞ。『近海にすむ飛び魚が突然変異を起こして誕生したものよ』『人類の環境破壊は次々と新たなる怪獣を生み出している』ええ〜?⊂⌒~⊃_Д_)⊃あの分析結果からどこをどうしたらそんな結論に?今流行りの脳内補完か、教授。飛び魚が超絶進化して爬虫類(かどうかも判らんが)に突然変異?しかも『我々人類の身勝手のせいさ』『あの怪獣は人類に怒りの矛先を向けている』もしかしてそれが怪獣が島を狙ってる理由?すごいなー、脳も進化したんか、飛び魚。長官の意見には同意しかねるけど、面白いから許す(笑)
カイト、身を挺して基地を守ってあの扱いとは、なんかいろんな意味でスゴイ(苦笑)
そして長官出撃シーンにやたら燃えるんですけど!カッコイイよ、トミオカ長官!カイトと長官は似た者同士…は、正義感が強くてまず行動ってとこがなのかな?『負の遺産〜』云々も、とりあえず長官がいうとなんか説得力あるように思えるから不思議。
特殊潜航艇の中での長官とカイトのやり取りがグッと来ました。『誰かを守るのに理由が必要ですか』カイトが危険を顧みず怪獣に立ち向かえるのは、ウルトラマンだからってわけじゃないのじゃないのは1話を思い出せば判る通りなんだが、そもそもなんでそんな正義感の持ち主がDASHの入隊試験に落ちちゃったのか。入ってからのこととはいえ、技量も精神面も申し分ないほどの人物なのにね。まあやや先走り気味ではあるけれど。不死身なのはマックスだからでいいけど。


どこをどう見ても飛び魚には見えないけど、以外と強い飛び魚怪獣。しかしあの羽をやられたからってとべなくなるって事はないだろ…と思ってたら『弱点は、あのエラよ!』もう今回はヨシナガ教授にやられっぱなし(笑)なんか懐かし怪獣もいいけど新しい怪獣が意外とカワイイと思うんだが。怪獣漂流の時の眠りっぱなしのアイツといい。
怪獣を倒したあと長官に目で挨拶するマックスがカイトに見えたよ。最近シンクロ率高くなってきてないか?

最後は長官が薄々カイトがマックスであるということに気がついてるということを臭わしたりするのかとも思ったんだけど、そんなこともなくみんなで夕日に向かってワハハで終わり、というのもそれはそれでウルトラらしいですね。ホノボノ。


予告。来週は絵面見てるだけで楽しそう、期待!