そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ウルトラマンマックス#25「遥かなる友人」

『僕はね、その最初の一人になろうと決めたんだ』


なんかいろいろ穴はあるんだけど、30分しかないから仕方ないってことにしとこう。もし1時間半の映画で、いろいろエピソードの積み重ねがあったらかなり納得するかも。キーフがあんまりイイ宇宙人すぎるせいで逆にドキドキしながら見ちゃうのはオレが汚れた大人だからなのかい?
なのでカケル少年が部屋に入ってきた宇宙人キーフを簡単に信用しちゃうのにもうちょっと説得力は欲しかったところだけど、そういうことにしとこう。DASHの人もキーフを信用しすぎ。せめて判ってるはずのカイトが他の仲間を説得するところが欲しかったなあ。女の子もかなりとってつけた感じ。調査に来た教授達ももう少し粘るかと思ったけどそうでもなかったし。第一カケル少年のことも殆ど描写がないし、あまり個々のキャラを掘り下げてない、やっつけな感じが否めません。あんまり気にしてなかったけど、一応太田愛脚本だって言うのならもうちょっと何とか。


『どうか見た目癒し系でありますように』カケル少年の思う見た目癒し系の宇宙人てどんなんだ?キーフが取った人間の姿がイケメンで、しかもカケルが応援するバスケ選手ということなので、姿形に惑わされないで本質を知ろう…という話じゃないような。なんかうまく誤魔化されてる気がするというのは言い過ぎか?キーフがガモンじゃなくてガッツだったらなんか納得するかも?
本当の姿だって生理的恐怖を与えるイメージではないし、明らかな侵略宇宙人(ゴドレイ星人)と大して変わらんよなあ。ちょっと性善説すぎるかも。宇宙人尚もて、いわんや人間をや。見てるあいだそんな言葉が頭の中をグルグルしたけど、キーフの言うように信用して侵略されたらどうするんだろ?
今回はそういう話じゃないって言い切っちゃったらそれまでなんだけど、微妙に論点ズレてる気はするなあ。
最後の「あこがれ」の話にしてもなんか違うぞ。だってネリル星がどんな星か判らないし、少なくとも地球人類はキーフが出会った最初の生命体だって言ってたような。異星人遭遇率が低いからこそ、相手を信じちゃう友好的異星人だったのかい?そういう解釈ってことで?それなら常に異星人や怪獣の脅威に曝されてる(この描写は初めてだよな?)地球人類に対しての説得力はないと思うな。


全体にはイイ話し系のストーリーだったんで、明らかな描写不足(でもそれは時間的に仕方ないと思うけど、詰め込もうと思えば詰め込めないってことはないと思うんで)が本当に惜しい出来でした。うーん、残念。


オマケ。ウルトラマン#37「小さな英雄」

それはさておき、勧められてMXでやってるウルトラマンを見てるんですが、今週ちょっとオカシすぎて爆笑した。
ストーリーはというと、科特隊がどんなに頑張ってもウルトラマンが怪獣を倒してしまうんじゃ、自分たちのいる意味がないとイデ隊員が悩む話で、そのために危機が迫ってるということを教えに来てくれたピグモンがイデ隊員を庇って死んでしまうと言う話。
笑う話じゃないんだけど、ピグモンがいきなりデパートの玩具売り場に現れたり(そこまでどうやって来たんだ…いやそれはカワイイからいいや)、ピグモンの怪獣語の分析をイルカの言語研究をしてる教授に頼んでるのに、イデ隊員に翻訳機を作らせたり(いや、その翻訳の理論は…?)翻訳機があるのに教授が直で訳しちゃったり(翻訳機イミねー)、いろいろツッコミどころはあるんだけど、一番笑ったのは怪獣語の分析を…と言う話をしてるときのアキコ隊員(桜井浩子)の『ピグモンの声は単なる音声とは思えないわ。あれは確かに言葉よ』断定かよ!(笑)ヨシナガ教授(現・桜井浩子)の根拠のない断定口調はここから…?一瞬マックス見てるのかと思った。でも何だか判らないけどそうなんだってことは大切ですよ。いやホント。
見てないはず…と思ってたけど怪獣はかなりの割合で覚えてるなあ。しかも話は覚えてないのにBGMはなぜか覚えてるよ。小さい頃に見たのかなあ?でも本放送ではないぞ、さすがに(笑)エース以降はリアルタイムだと思うけど。