そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ウルトラマンマックス#33「ようこそ!地球へ・前編」

『DASHは、必ず来る』


今回面白かった!まだ前編だけど。全体にジュブナイルというかファンタジー強め。ウルトラってSFやジュブナイルがよく似合うよな。そういうことなのかどうか、何となくだけどいつもより目線が優しいような気がする。勉もヤな感じの子じゃないし、それに対するDASHや駐在さんの大人の対応が何だかいい感じ。良質のジュブナイルの匂いがするよ。
特撮というより随分VFX力入れてるよ。VFXが上手いせいもあっていつものマックスじゃないみたい。そうかー、特効だけならもうこのレベルは当たり前なんだなあ。


冒頭の勉少年が怪獣を見つけたときのリアクションはすごく真っ当だったというか、普通怪獣見たらあの反応だよね。漁村のシーン、モブがたくさんいるだけで豪華な感じがしてイイ!
異変に対して勇気をもって知らせてくれ、というカイトはイイね。なんかこういう子供の味方的な所をさらってやってるのが好きなんだ。
駐在所で上司に報告を入れつつ、勉くんを説得する駐在さんの見なかったことにしよう発言がいいねー(笑)大人ってそうだよな。なにげに駐在所に見猿聞か猿言わ猿の置物があって、そんな警察もイヤだなあ。ダメだよそれ(笑)
『バルタン星の科学では時空間の移動なんてお茶の子歳々なんだよ』早口でそう喋るタイニーバルタンカワイイ〜(´∀`)
ぱるるー』これがバルタン星の挨拶だよ!(言ってない)
しかしバルタン星人があんな姿なのはそういう理由があったのか。成程。過激派バルタンとか穏健派バルタンとか何かヘン。
いいけどまた「地球は宇宙の癌」なネタなんだけど、勉がそんな地球の危機は知ってるって言うのが今風。子供だってそれなりにそんなことは判ってますよ。
ところで、タイニーが勉少年以外に見えないって説明あったっけ?ちょっとよく判らんかった。セリフで説明しなくても実態じゃないように見せるとかいくらでもやりようがあるだうに。それが映像作品ってもんだろ。
前後編てことでやたらタイニーの力を使ったファンタジーシーンがたくさんあるけど、こういうのは何となく見てて和むからいいなあ。紙飛行機が舞い飛ぶところはBGMといい明らかにシザーハンズ(笑)タイニーの制服で空飛ぶホウキはサービスか?全部重力絡みだね。
タイニーはカイトと話がしたいといってるのに、カイトが来てるときに何で声かけないのか?いまいちよく判らんかった。カイトの変わりにコバが来ちゃって…なら判るんだが。


それにしてもヨシナガ教授!いつもはトンデモ理論をぶち上げてるのに今回はいろんな科学的根拠?で勉少年とタイニーのやったことを否定していくよ。あんたは大槻教授か(笑)
DASHは必ず来るってことで嘘つき少年呼ばわりされかけてるのに通報を続ける勉少年に、そこまでするのは何か理由があるのでは…という長官は聡明ですな。ヨシナガ教授、ミステリーって…(笑)
駐在さんは海岸でタイニーと話をする勉少年を見たのかな(ここもまた判りにくい演出…)『勇気を持ってDASHに通報しよう』と。何となく勉少年と駐在さんはいいね。
『私は地球人を破滅させるためにやって来た正義の宇宙人である』イヤ言ってることは正しいんだけど、侵略はイカンだろ、侵略は。お前はアメ○カか。大体勝手に地球だの宇宙だのの正義を標榜するやつは信用できんよな。
バルタン星の科学が重力を操るってことで、無限に巨大化出来るというのは理に適ってるよね。途中からスケール感が判らなくなったのが残念だけど。(踏みつぶされるマックス見てトドロキ!と思っちゃったのはナイショだ)
ところでウルトラマン以外の宇宙人が地球上で無限に活動できるのはなぜなんだろうね?ってことで、マックスピンチで消えちゃった!
ダークバルタンの最後のセリフは意味が判らんが、またなんかへのオマージュか?(まあ別にいいけど…)中盤のカイトの、宇宙人に対して友好的な態度を見せることに対する懐疑的な一面が、これに対して取ってつけたような感じになってるのが微妙なんだけど、前編だからとりあえずスルーしとこう。