そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

神はサイコロを振らない#6

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『人の気持ちが空白を埋めるんだ』
初っぱなから対策室長・坂倉(升毅)の『初めて生仮面夫婦見ちゃった』という俗物発言に笑った。一見社会的にちゃんとしてて地位も名誉もそれなりにあり、立場的にそういうこと言っていいはずの人じゃないのに、所詮は他人事というスタンスの人間の偽らざる本音という感じ。このキャラなら仕方ないかと思ってたが、最後まで見たらそういう話だった。脚本上手いなあ。
坂倉のリアクションが部外者の取るいちばん無責任な態度なら、菊坊も部外者の無責任さから402便のことを調べるうちに姉のヤス子を始め、どこかで繋がってるという気分になってたと告白する。(それがHPを作った理由だったワケだが)甲斐さんがヤス子を保証の話し合いに連れていったせいで本部長と坂倉は、ヤス子が部外者ではなかったことを知ることになった。
結局は気持ちの問題なんだけど、やはり当事者でないと判らないってことなのかな。特に10年も経ってたら。でも10年経っても変わらないテツの気持ちに応えようとするのと、10年経ってやっと気持ちが伝えられるようになった菊坊とヤス子姉弟の対比がちょっと胸に染みるね。
せっかくテツとのデートに向かおうとするヤス子に、知らずに水を差す亜紀になんてことすんだと思ったけど、これはどっちに転ぶのかな。とりあえずはいろいろ10年の時間を埋めるべく気持ちが動き始めた感じ。
それはいいけど、明らかにヤス子のせいで道を誤りかけてる(しかもヤス子は気がついてない)加藤教授の明日はどっちだ!?(笑)

402便の乗客が消えるまであと4日。