資生堂のCMから派生した企画物ドラマ。のわりに結構面白かったなぁ〜と思ったら原作は林真理子だったんですね。
目当ては篠原涼子と井川遥、あとエビちゃんの演技がどんなもんかってとこでしょうか（でもスゴイちょい役だったw）。と思ったら篠原の彼氏が中村俊介でなんかラッキー。全体の演出が「29才のクリスマス」に似てると思ったけどまあいいか。
見た目みるからにイケてる篠原が「あたしのピークはいつだったんだろう」とか呟いても全く実感出来ないのはまあご愛嬌ってことで（笑）
出来る女インタビューをやってるときの心の中のツッコミが、まさにオレ達の実感ってのがおかしかった。イケてるんだけどそういうツッコミをしても違和感がないところが篠原涼子のいいところですね。
こういうのって仕事の部分とかキャラの造形が薄っぺらいと全然説得力がないんだけど、その辺が確りしてるんで見てて面白かったです。これは初っぱなのシーンから全体に愛がある感じだったんで、原作がいいのかな？さすが林真理子ってことか。
全体的にはそりゃないだろ！みたいなツッコミどころもなく、真っ当に30代女性の心情を上手く描いてて好感が持てる感じ。オチもあれでいいと思うし。
もし連ドラにするんであればこんなにみんないい人ばかりでなく意地悪キャラや裏があるキャラが出てきそうなんだけど、２時間ドラマだからいいかな。（そういうドラマとしてはフジで以前やってた「恋愛偏差値」というオムニバスドラマの中谷美紀と岡潤の話のやつがすごく出来がよかったんで）
ところで谷原ってなんであんなに人気あるのかな？オレは全然好きじゃないからさっぱり判らん。
