そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

仮面ライダーカブト「第16話」

『お前達は変わったワームかもしれないが、結局はワームにすぎない』


この人たちの一日のタイムテーブルがどうなっているのかとか、話の整合性とかあまり考えちゃいけないんだよな、きっと(笑)
とうとうワームが何か目的を持って動いている…みたいな描写なのに、天道様にただの変わったワームと切って捨てられたよ。いいんだ、それで…。ZECTの本部を探ろうとしたり、人間と契約して裏切り者になりすましてシャドウを壊滅させようとしたりと、何か考えのあるワームは最近出てきたってことでいいんでしょうか?それなのに天道様ってば、そんなことには興味無いのかよ。
そしてさすがに影山が不憫になってきた(笑)


本編。
天道様の論理はメチャクチャすぎです!爆笑!カブトということを隠してZECTに採用されたり全人類60億の中で一番優秀だと宣ってみたり、優秀だということとZECTに入隊できるというのは関係あんのか?いや有るんだろうけど、なんかそんな問題じゃないような気はするぞ。ZECTの目は節穴か、こんな怪しいやつを精鋭部隊の隊長にするとは。ZECTは天道の正体知ってるはずだろ。確信犯にしても三島はなんか知ってそうだよな。
で、サルでZECTの重要機密のことを喋ってるけどいいのか?ひよりにも筒抜けだろ、あれ。加賀美、ZECTに休職届け出してサルには何にも言ってないのか?

それにしても天道のネチネチした影山いびりは可笑しすぎ。つくづくこの人を敵に回すと何されるか判らんな、一体どこまで計算してるのか。
ZECTに入ってシャドウの隊長になった時点で完全に名より実を取る?いつもの俺様ぶりは多少押さえつつ風間をZECTに誘ってみたり、影山の独断先行を利用して逆に加賀美のことで憂さばらし?この辺微妙に上手いよな。(天道がというか脚本が)
わざわざサルに影山を呼びつけて風間を襲ったことの罪滅ぼしにサルで加賀美の手伝いをさせる。影山気がつけよ、それおかしいだろ?風間に無理やり頭を下げさしてるんだけど、影山、ズボンのポケットに手を突っ込んだままだよ。頭は下げてるけど心では謝ってないってやつだね。今回は天道様が表面的には折れてるせいか風間との相性の悪さも緩和されてる感じ。それにしても影山、天道のことは殆ど知らなかったんだっけ?シャドウの隊長が加賀美や風間と知り合いだということに疑問を抱けよ。


天才外科医モロ師岡の方はワームがゾロゾロだったオチ。
ていうか、少なくとも同じ人間があれだけいて同じ場所に出入りしてたらおかしいと思うんだけど、要するに手術をいくつも続けて行うことが出来たり、そういう意味で影武者的に使ってたてことなんだろか。4人もいたらまさに24時間戦えますよ。リゲインいらず。(いいけどリゲインは癒しCMからまた24時間になったね、これも世相か)
天道が見破った理由は、そうじゃないところを見せてくれてれば納得できるけどあの流れじゃ視聴者は判らんよ。ちょっと端折りすぎだけど謎解きが主眼じゃないからまあ我慢。酔っ払い状態をしらふに戻す必要がないワームは(ってことだよな)あの往復ビンタはいらないってことで、本人のクセとかよりも今回は肉体的差異の問題ということですか。
ワームが擬態した元の人間を殺さないといけない理由はあるのかな?一人に成り代わるんならその理由はわかるけど、3人擬態してるんじゃあ元の人間を殺さなきゃいけない理由は?ってことに当然なるはずだよね。それはワームの秘密?絵面優先の行き当たりばったり展開なら混乱するので勘弁して下さい。(あ、でも残りの二人は別の人間に擬態して最終的に一人になればいいのか)

それよりも例え擬態したワームが今まで通り患者の命を救い続けるにしたって、それでもワームであるというだけで許されざる存在であると即座に言い切る天道様は迷いがないな。つくづくこの人はスゴイ人だ。
そして加賀美、加賀美よ。何つーか、一応彼は頑張ったよな。休職扱いだけど組織の情報入りのPCを持ちだしたり岬さんがサポートしたり、この辺も田所さんの胸ひとつなんだろか。カブト変身の責任は自分が持つって言うくらいの人だから、それくらいならケツ拭いてくれそうだよな。カコイイ!上司にしたいキャラNo.1だね!


何とかして自分の存在の価値を見つけたい加賀美、地道な捜査?の結果(天道にくっついてただけなんて言っちゃダメ!自分で考えた結果、そこにいるということが大切なんだよ、たぶん…)見事ワームを撃退。またここで加賀美に判らないようにカブトがクロックアップして手助けしてるってのが…(笑)天道ってばホントに加賀美には甘いなあ。
まあやってることだけ見ると随分甘いんだけど、一応加賀美のそれなりの努力は評価してのことだし(前回、サルで加賀美が独力でワーム事件を捜査するっていったとき、すごい嬉しそうだったし)、加賀美が生身でワームに立ち向かっているからこそ、こっそりサポートしてくれたんだよな。ワームを撃破できないのはゼクトガンの威力のせいだし。で、バカみたいに大喜びする加賀美は確かに面白い、面白すぎる。
それに比べて落ちていくばかりの影山。とうとう三島までザビーに。この作品のライダーって特殊な能力を付加するわけじゃないから、ライダーの強さは結局本人の強さの問題なんだよな。ZECTに属してて組織に忠誠を誓っていればザビーには変身可能てことか、これだとそう見えるんだけど。ハイジャンプでザビーゼクターを捕まえて無理やり装着、いいなあ三島。弓削っちのキャラで初めていいと思ったな。ゴロちゃんはもちろん好きなんだが。
それにしてもこれが影山が中身がないってことなのか、かなり便利に使われてるんだけどこのままだと単なる捨て駒になりそうだなあ。早く矢車さんが戻って来て影山の性根をたたき直してあげて下さい。子供をつけ狙うのはいくら何でも反則ですよ。


一応忘れちゃいけないリアルお医者さんごっこ(笑)
病院に医者として潜入したのはZECTの力なんだが、やはりそれだけの裏の力を持つ組織に能力だけで入れるのは変だよな。緊急手術だとか誤診だとか、普通に考えてあの年で医者ってことはないだろうとか、そこに突っ込むのはなしってことで。ただオレたちは天道様のステキなドクター姿を見られたことを天に感謝すべきだよな。ありがとう、ありがとう!
相手が医者だから患者として潜入捜査は加賀美としては上出来?彼はやれば出来る子なんだよ。でもその先までは考えてなかったんだろうな。直接合ったからって何か判るわけでもなかろうに。逆に渡りに船とばかりに天道に利用されてますよ。
『そして俺の運命は…』加賀美よ……(ダメだ、コイツ可笑しすぎ!)まな板の上の鯉ならぬ手術台の上の加賀美(笑)
手術終わったあとは夜なのに話を聞くのは日が昇ってから?どうなってんだ、すずむー!

そういや今回の監督は鈴村さん、お得意の唇演出はこれくらいなら気にならないかな。そういうとこなくすとこの人の演出は非常にオーソドックスだね。クロックアップ時の演出は戦ってるとこよりも、加賀美の弾丸より早くワームを倒すとこの方が上手いこと誤魔化してていいかも。そういやクロックアップに時間制限があるってことでいいのかな、このザビーの戦闘のとこは。
すずむーはヒロ様の横顔が気に入ったのか?横顔多かった気がする。
あと井上脚本だとなぜか出番がないひより(これはストーリーの進行上仕方ないと思うけど)、今回は果物屋さんとコミュニケート出来てません。こういうのは時々入れてくれるといいかもね。最近の若い人は仲間内だと喋るけどそれ以外では例え会社の上司でもマトモに話さないらしいから、ひよりがそうだというわけじゃないけどわりとリアルなコミュニケーション不全って感じかも。ひよりが『そうそう、それそれ』って言ったせいかどうかは知らないが、風間のいつもの女性讃めは切って正解。あのタイミングはグー。誰にでもそうなのかってゴンに言われちゃなあ(笑)やっぱりゴンは風間の保護者。良く判ってるね。


予告。またいろいろ目まぐるしそう。田所さんが迷惑そうにしてるのは加賀美のワーム撃退自慢話か(笑)影山はゴンだけじゃなくひよりを?ああどこまで落ちるんだこの人は。
SHT。変わるたびに強くはなってないと思うが。それじゃ矢車さんの立場は…。突っ込まれ続けた細やかな逆襲か、天道。加賀美の髪形、トークショーの時こんな感じだったよ。スタイリングを変えたのか、切ったのか?中途半端だと思うが…

今週の東映公式

黒幕対談(笑)陸の役作りでサイレンサー付きの銃ってのは成程ーと思ったら、吹き矢?サイレンサーなのか吹き矢なのか、犯人なのか黒幕なのか。結局そこにいってしまうのか、本田博太郎
トークイベント三日目、劇場版のヘアメイク?またなんかやらかすんですかー?(555映画の半田くんのヘアスタイルが激しく気に入らなかったんで)
ドクター天道寺、似合いすぎ!手術着姿もグー!ありがとう井上!ありがとうすずむー!
17話予告。何か意味深ですな。運命を掴むための覚悟のあった天道と違って、何故か選ばれてしまった大介は何かを手放すことで新たな運命を掴まされてしまうのかなー?井上御大はやっぱドレイク担当なのか。