そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

特撮を熱く語る人

ときどき見に行っては成程と思う特撮オタク鈴木美潮女史の読売のコラム。
 鈴木美潮のdonna http://www.yomiuri.co.jp/donna/
ところどころつまみ読みしてるんだけどヒーローモノの意義について語ってるとこ。

電子戦隊デンジマン」という特撮ヒーロー作品で、敵の術にはまり、子供たちとデンジブルーが山中で迷う話だ。極限状況で動けなくなる少女を見捨てて、水筒を奪い合い「強いものが生き残るんだ」と叫ぶ少年に、ブルーが絞り出すような声で「それじゃ、敵と同じじゃないか。強いものは弱いものを、男の子は女の子を守ってやらなきゃだめじゃないか」と諭す。

 大人向けのドラマでは、ストレートに表現しづらい正論を真正面から説くところに、私はヒーローものの大きな存在意義があると思う。この国の幾多のヒーローたちは、子犬一匹のために命をかけて戦ったり、足元の花をかばったりする姿を見せることで、命の尊さ、弱いものを慈しむ心や助け合う心の大切さを教え続けてきた。そして、ヒーローの背中を見て、多くの子供たちが育ってきた。

正論教えるヒーローもの(2006.2.21の記事)

こないだ日テレの爆笑問題マニフェストネタ(正しい番組名は「太田総理の私が総理大臣になったら・・・秘書田中。」ですね)に絡めて「学校で特撮番組を見せることを義務づける」マニフェストを提案しようって力説してたのはこういうことなんですよね。
「「ヒーロー歴」を隠すな! 」(2005.7.12)も誰か言ってくれんもんかと思ってたネタ。
ビバ、鈴木女史!