マジレンジャーvsデカレンジャー

魔法戦隊マジレンジャー VS デカレンジャー [DVD]

今頃なんですけどね。こないだ買ったばかりなんで。
実は戦隊の対決シリーズを見るのは初めてなんですよね。だって好きな戦隊同士で絡んでることが少ないから見るのが辛いんだもん。（タイム以降の戦隊で好きなのってマジとハリケンとタイム、ちょうど飛び飛び）まあデカも大好きってワケではないけど、塚PだからOK。なので他のと比べてどうというのは判らないんですが、面白かった！
どうしても見せ場を12人＋ドギーやスワンさんに振らないとイカンから大変なんだけど、それにしたってデカとマジ、全く違う世界感の戦隊を同じワールドに入れるとは、以外と違和感はなかったけどなんか可笑しかった。戦隊は各人のキャラがハッキリしてるからこういうのが出来るんだよな。
敵がインフェルシアを追放された冥獣人（でいいのかな）でアブレラに弟子入りしたという設定なのはいいね。
話はすごく面白いというほどではないんだけど、マジレンジャーの話にデカがゲスト出演て感じのノリで悪くないです。（パワーバランスはちょうど半分ずつだけど）時間的にも40分ほどなのでそんなに複雑な話にはなってないし。逆に言えば脚本演出ともに取り立ててこれといったものはなく無難にまとめてる感じですね。

それよりも発売日が番組終了後ってことで、オマケ的な面白さがあってそっちの方が激しくウケた！
イヤだってさー、テツとヒカル先生の女装に女の子3組、デカ黄・桃＆マジ青・桃＆ナイとメアの衣装チェンジにウルザードvsデカマスターでナパーム大会。それだけでもう十分。
ジャスミンとウメコがナイメアの格好してるのははっきり言って萌え。メイクがいつも通りだからかな。カワイイ、カワイすぎる！似合いすぎだね。そしてストーリーには全く関係ないし。むしろそこがイイ。
女装の二人は…何つーか、テツは妙にキモイぞ、スカートは超ミニだし（苦笑）ただ足はやっぱりキレイだなー。ヒカル先生は思い切りよくすね毛出してて変なところで爆笑。ゴツすぎるよ！二枚目だから女装が似合うとは限らない…ってのは当たり前だけど、それを考えると、かつてシャンゼリオンの2話で速水と暁がした女装の違和感のなさが思いだされるよ。そしてなぜか敵はみんな大柄のゴツイ美女？が好きなんだよな。何でだ？（笑）
あとはそれなりみんな出番があってそういう意味ではおいしいね。最初バンがちょっとウザかったんだけど、途中からは何とか耐えられたし。
最後はちょっとシンミリしてて、どうもこの辺は全体のノリで言ったらいまひとつ「？」。もう少し弾けた感じで終わったほうが、見終わったあとの爽快感があると思うんだけどどうなんだろ？毎回こうなのかな。好みの問題かもしれないけど、オレはちょっとイマイチかなあ。全員でマジのEDダンスをやって欲しかったよ。

メイキングはキャスト陣がノリノリなせいか面白かった。同色ならぬ同ポジション対談のダブル伊藤ミドリとか。蒔人兄は素だと全然キャラ違うよな。載寧のお誕生日ケーキとか、あちこちに塚Pが映ってたりとか舞台裏が見えたりとはいろいろ面白かった。デカの人はみんなデカイからといって落ち込む小津家の男たちもな。
あとは特に全員変身のところ、マジ連中の一糸乱れぬ変身ポーズと比べると、デカレッドの変身失敗が余りの絶妙さに吹いた。こういうのってなんか毎回OBは同じこと言うんだね（笑）本編40分に対して30分くらいメイキングがあるから、ちょっとお得な感じもするし、全体には楽しめる一本でした！
来年がまた楽しみだね。今度はチーフが全てをまとめて命令を下すのか？小津家は反発しそうだ（笑）（品川のガワショーはそんなノリだった）