そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

轟轟戦隊ボウケンジャー#16「水のクリスタル」

『何度這いつくばったって、俺は諦めない。絶対に辿り着くんだ、俺達の海へ!』


いやあいい話でした。今までで一番イイかも。
美青年ラギが異形の姿になってまでも海を取り戻そうと命を懸ける、それに協力する冒険馬鹿、明石チーフ!なんておいしいシチュエーションだ(笑)でもまあそれ自体は普通に見てたんだけど、最後の海のシーンにやられた。
『都には戻れなくても海はここにあるんだ。いつでも、見に来ればいい』とアッケラカンというラギがチーフから水の証を貰い、長老が腕を広げて迎えるところでキタね。ラギってまだ子供だったんだなあと思うとちょっとウルウルと…。これはやっぱり頼れるチーフじゃないと出来ない話だなあ。そしてチーフもカッコいいんですが、長老もカッコいいですヨ。あの腕を広げるところがなんかすごくよかった。こういうところはベテラン俳優さんならではの重みだなあ。何もかもが渡辺監督、グッジョブ!


こういう見たまま面白い回は特に突っ込むこともないんですね。面白かった!話も演出もさ。チーフはカッコいいし言うことなしですよ!本当にチーフは無駄にカッコよ過ぎる。
それにしても明石チーフが活躍する話はいつも他の面子は置いてきぼりですね。みんな状況が判ってません。長老が説明してくれなかったらどうなってたことか。たぶんチーフは気にしちゃいないだろうけど。でもみんなが状況を判ってなくても話は勝手に進むよ、チーフはラギとプレシャス探し。
なんつーか、ひとつの文明が復活できるかどうかの瀬戸際なのにワクワクを隠そうともしないチーフに萌え!そりゃ当事者からしたらふざけんなだけどチーフは冒険ごっこじゃなくてマジだから、真剣と書いてマジと読む(笑)仕方ないよな、トレジャーハンターだもん。本当にチーフはただの冒険馬鹿だ。でもそんな打算のない馬鹿だからラギも納得したんだよな。同情より冒険のほうがマシってのはなんつーか、まあ仕方ないというか…。他の面子ならこんな話にならんよな。さすがチーフ、それでこそ熱き冒険スピリット。文書の端キレを覚えてたってのもいいなあ、コピーじゃないんだな(笑)
おお、ボウケンジャーの名乗りからアイキャッチへの繋ぎカッコいい。今回ホントにテンポいいな。


ゴーゴージェット、完成するの早っ!戦隊でこういう空中戦は珍しいよね?カッコいい!
水のクリスタルなのになぜ火山にあるんだ?確かに危険だが一人で探しに行くから戻ってこれないんだよ…といっちゃうと話にならんな。ラギの思いの強さでクリスタルゲット、チーフの『グッジョブ!』のタイミングになんか笑った(笑)
アルティメットダイボウケン、思わず手持ちのアクセルラーで試してしまった。確かにアルティメット言うとりますよ。そして特撮番組で串田アキラの歌を聴くとなんだか宇宙刑事みたいな気分になるけど、それ以前にもしかしてこの歌は渡辺宙明先生ですか?
海が戻ったのはいいけどその海に入れない水の民じゃなくなったラギ。チーフ、いつの間にクリスタルを直したんだよ?ここのラギがやたら子供っぽくてなんか泣けた。姿が元に戻んないとこがいいよな。水の都で石像でも作ってもらって語り継がれるがいいさ。見守るチーフがいい感じ。カッコいい!(今回何度カッコイイを言ったよ)


予告。この茶髪のイケメンが6人目のボウケンジャーでいいんだっけ?アシュってなんだ?
30戦隊大全集・1989年「高速戦隊ターボレンジャー
やっとここまで来ました。これはもう夢中でしたね。うちは特に妹が炎力役の佐藤健太の追っかけまでする始末。いつもは役者萌えなんかしないのに。
いろいろ出来がよかったです。もちろん特筆すべきキャラは流れ暴魔ヤミマルこと流星光とキリカですが、この辺もう何とも言えない設定とストーリーで本当に面白かったなー。特にキリカ!キリカ超好き!話も全体に面白かった。氷魔・炎魔兄弟の話はよかったな。
サブタイで「君達は妖精を見たか」てのがあるんですがまさにそんな話で、妖精はターボレンジャーの5人しか見えなくて肝心の大宰博士は妖精を見るためにいつもヘンテコ眼鏡をかけててどっからどう見てもマッドサイエンティストだった(笑)力たちの担任の先生が高見恭子だったのは当時高見恭子は特撮大好きで、これに出られてすごく喜んでたらしいぞ。
主題歌は主役の佐藤健太。いいけどこの時彼は23歳、それでも高校生役だよ(笑)