そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

レジェンド・オブ・ゾロ(DVD)

前作「マスク・オブ・ゾロ」は粗筋くらいしか知らなかったけど、家人が借りてきたのを見るとはなく何となく視聴、非常に面白かった!単純にアクション娯楽大作だね。
アレハンドロ(二代目ゾロ)がアントニオ・バンデラス、奥さんのエレナがキャサリン・ゼタ=ジョーンズ(初代ゾロの娘)。バンデラスは特に好みじゃないけどゼダ=ジョーンズはキレイだし、息子のホアキンが超カワイかった。とにかくホアキン織田裕二似?)が、お父さんがゾロと知らないで憧れてるんだけどホントのパパはダメパパだと思ってるとことか(ゾロに助けられてんのに気がつかないの!)生意気でカワイかった。
アクションシーンは冒頭からかっ飛ばしてて、これがまた凄くてCGを全く使ってないアクション自体も凄いけど、カット割りとかが上手くて(ボンヤリ見ててもどうしてもこういうことは気になる性w)金かかってんなあと思ったな。この辺、シーン自体のアクションの組立も立体的なんだけど、最後の機関車シーンのあっちでもこっちでも戦ってるというのを上手く展開させて絡ませるとことか上手いよな。とにかくアクションシーンの見せ方は止めでカッコイイとかじゃなくて、動きの流れで見せるタイプで地味にカッコいい!(メリハリが感じられないといえばそうなんだが)
アルマン伯爵邸のパーティは単純に豪華で見てて楽しかった。衣装とかの美術もそうだけど、何百人もいるエキストラとか、やっぱりお金かかってるものは目に楽しいよな。
話はちょっと込み入ってて、娯楽映画なんだからもっと単純でもいいんじゃないかなあとは思ったな。結構長いし、途中ちょっと弛れたかなあ。石鹸でニトログリセリンもよく判んないけどありなのか?秘密結社と南北戦争と鉄道云々も微妙に…?まあ深く突っ込まないよ、娯楽映画だし。
まあでも豪華ドレスでアクションするエレナと意外と活躍するホアキンと馬のトルネードの馬と思えぬ振るまいが面白かった。アルマン(渡辺謙似?)は途中気の毒になってきたよ(笑)あの設定は微妙だなあ。


メイキングも見たけど未公開シーンの監督コメンタリーが興味深いというか、カットした理由を説明してんだけど、殆どの場合が「情報の重複」なのは納得。でも300人からのエキストラで2日間の撮影、なんで脚本段階で気がつかんものかと思うが、出来たフィルムはまた別物らしい。そしていいけど冒頭とエンディングも丸々撮り直しって、もったいなさ過ぎというか、やっぱり脚本で気付けと…(苦笑)