そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

魔弾戦記リュウケンドー#30「迷いのトンネル」

『よぉし、とにかくみんなで迷ってみようぜ!』


OPが変わった!いや曲も歌詞もいいんだけど朝からオーケンの声は聞きたくないなぁ(苦笑)他の人が歌うんじゃダメだったんだろうか?別にオーケン嫌いじゃないけどさ、日曜の朝って感じじゃないよなあ。(「特撮」の活動は知らんが普通に「筋少」はハマってたよ)


このトンネルは何処なんだ?…ってお答えしましょう、吉見百穴*1ですよ!(またです)
今回なんだか脚本スゴイな。びみょーにシュール?シュールというかなんかいい意味でなし崩し感が…もう展開がギャグとかコメディじゃないんだよ。何が可笑しいかというと、ひたすら状況が可笑しいっていう…。いや、もちろん小ネタも満載だけどさ。なんだろ、これ。特撮でこういう脚本は珍しいよなあ。


どんな些細なことでも迷ったら即トンネル。何処からともなく魔物の笑い声が聞こえてくるとこなんか、ホントにシュール。しかも人生の岐路を決める迷いから晩ご飯のお弁当を何にするかまで、迷いの質は問わないと来たもんだ。だったらもっと人がいそうなもんだけどな、トンネルに。気のせいだと思ってんのは剣二くらいだろうけど。ガジローと眼鏡くんもいいけど久し振りに花屋のかおりさんも見たかったよ。なにげにトンネル内に白波がいたらおかしかったのになあ(笑)
いいけどこの魔物、人間をトンネルに閉じこめてどうしようってんだ?この辺がリュウケンドーのおかしなとこだよな。出られないと困るといえば困るんだけど、実際市律コンビに何をしたかって、何もしてない気がするし。魔物だから戦ってただけで。まあ閉じこめられてる人もマイナスエネルギーは吸い取られてるだろうけど、それより目の前の悩みの方が大事な様子。なんなんだ。(マイナスエネルギーって取られすぎるとどっかおかしくなるとかないのかなー?取られ放題オッケーなんだ?)
こうして書いてみてもたぶん面白さは伝わらないよなあ。ぜひ見て下さい。
てことで。
トンネルでトンカツ、そんなレベルで普段から迷いがない剣二、迷いがないことを悩んでトンネル…は違うような気がするぞ?不動さんもな。
ゲキリュウケンの『声が小さい』とか(声の大きさ関係あるのかよ)、『今気がつくな』とか。市律の『リュウケンドー!』に『(ちっちっち)、ゴ ッ ド リュウケンドー』の剣ちゃんとか。結局役に立ってない不動さん、人を迷わすヒマがあったら自分が迷えよ。
『海さんと鈴、どっちがコワイ』と迷い続ける剣ちゃん、そういや不動さんよりGゲッキーの方が問題の出し方上手いよなあとか、いろいろありすぎ。不動さんのは究極の選択じゃないし。いや律子の答えもアレだが。ゴッドリュウケンドーが戦ってるのに気にせず女の友情確かめあってる市律。リュウケンドーが背景かよ。ああ、女の友情ええやないか。
『迷える子豚を救うために、リュウケンドーは神ともならん!』って確かに久し振りの市ちゃんは丸々してたけど、女性に向かってそりゃ酷い(笑)市ちゃんも律ちゃんもお御足大放出。や、あれくらいの方がそそらないか?(オレがそそられてどうするよ)
この脚本の大西さんて人は構成も小ネタ(これ「小」じゃないか)も上手いよなあ。
最後はあっさりな感じもするけど問題なし。車で乗りつけてくる不動さんもなんだかマヌケだけど、剣二のとばっちりで歩きって。ひどっ。


ED。真面目に「ダルマさんが転んだ」かよ!ありえねぇ、なんかの魔法か?(笑)白波、しまった…!って!
予告。瀬戸山くん、リアルハ○ーポッ○ー?なんで丸眼鏡にマント?予告が訛ってて…ラブリー!


制作日記・第30話 『迷いのトンネル』
ロケ地解説が。夏でも寒いんだよなトンネルの中は。

*1:埼玉県吉見町(駅はたぶん東松山)にある古代人の群集墳墓跡&地下軍需工場跡。