そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

マスター・オブ・サンダー

 
http://www.m-thunder.com/

舞台挨拶。

・13:30の回、上映前挨拶・並び順右から倉田保昭木下あゆ美芳賀優里亜永田杏奈椿隆之谷垣健治監督
舞台挨拶公式レポ→http://www.m-thunder.com/first_day/index.html
劇場は80席くらいの小規模なせいかよく見えました。もちろん椿目当てなのでこの回狙いだったんですが、チケット販売で一番早く無くなりつつあったようで、直前で売り切れって言われたらどうしようとかなりドキドキモノでした。久し振りに心臓バクバクしたね(笑)発売は9時半のアナウンスでしたが実際は9時過ぎには販売。朝地下鉄トラブルに行き合ったとはいえ着いたのが9時ギリギリだったんで、概ねラッキーでした。
で、舞台挨拶。*1
木下、芳賀、倉田辺りは普通の受け答え。永田杏奈ちゃんがちょっと男前。椿は終始面白いヘンテコな生き物だった。今日はローテンション?みなさんほぼ当たり障りのない受け答えだったように思うんで目立ったとこだけ。
杏奈ちゃんはアクションは好きみたいで、生傷絶えなかったけどそれが実感あったって言ってたような。他の人はやりたくないって言ってたのに。終始おかしいのは椿で、喋るときに客席の方に向かないで監督とか司会のお姉さんの方に向いてしまい突っ込まれてた。アクションに関しては「怖かった」。この映画がアジア圏でも公開が決まったことを重大ニュースとして発表してるのに、そのコメントを求められて「今始めて知りました」と椿。お姉さん「私も今朝始めて聞きましたからね」会場、笑い。天然で笑いを取るのが椿の役目か?もしかして。
マスコミ向け撮影タイムで型のポーズを取って下さいといわれて、椿だけポーズをすっかり忘れてた(各人でポーズがちがう)ので、監督に教えてもらってた(でも出来てない…)
今日の椿はかなり焼けてて色黒め、髭あり。前髪もかなり長めなのでちょっとワイルドめ。壇上のキャストは殆ど黒で統一してたのか全員黒と白のモノトーンコーディネート。椿は洗いがかかったジーンズに紺T・白シャツ・黒ジャケット、ジャケットの上からスカーフ風に何本か縫い合わせたネクタイをたらしてた。芳賀・永田は黒ワンピース、木下はちょいゴスプリ系?のワンピースでレイヤード。そのうち公式に写真が載るだろうからそっちででも。
帰りに劇場出たら、ちょうどあゆみちゃんが車でやって来てスタッフとどっかに行くとこに至近距離で行き合わせてしまったが、あゆみちゃんファンではないのでただ眺めてました。ちっ、椿だったら…

マスター・オブ・サンダー 決戦!封魔龍虎伝

正直そんなに期待してなかったせいか、思ったより面白かった。期待というか、もっとしょーもないかと思ってたんだけど、そうでもなかったな。
キャストはねぇ、まあこれを言っちゃうとアレなんだけど、木下あゆみに主役はちとキツイかなあ。芳賀優里亜でもよかったかも。オレ的によかったのはガリ勉ミカの芳賀優里亜、不良アンナの永田杏奈アキバ系コースケの平中功治の三人かなあ。特にコースケがホントにオタクっぽくてキョドってるとことかしゃべり方とかリアルすぎ。アンナはもうそのまんま、男前すぎるよ杏奈ちゃん。姉御と呼ばせて欲しいくらい。芳賀優里亜はカワイイ。あ、あと源流和尚の若い頃がセイザーゴルビオン(カメラマンね)岡田秀樹なんだけどこれもいいね。ちなみに三徳和尚は竹財くん。ちょっと細すぎて無理ありすぎ。
源流のソニー千葉は別格。やっぱり存在感が違うよね。三徳の倉田さんもボウケン映画で見たばかりの通り、いい感じの抜け感と凄みのあるアクション。倉田・千葉のこの二人の立ち回りはちょうど印象が静と動でかなり見ごたえありました。まあそこは見せ場だからかなり長いんだけどね。そしてソニー千葉はおいしい役どころ(笑)カッコイイ!
肝心の椿は、ああいうナンパで軽薄な役はやりにくいんだろうなあ〜(苦笑)ちょっと苦労が見える役作りだったよ。なり切れてないというか、ときどきボロが出てるような気がする…(^_^;) いや十分にかわいいけどさ。
メイドコスプレのカオリ、セーラーヴィーナス小松彩夏ちゃん、是非とも「"金星に代わって"お仕置きよ!」って言って欲しかった(笑)役どころとしてなんか中途半端だったかな。長谷部瞳ちゃんも殆どただ笑ってるだけの役だったような。
あ、小野篁の松村雄基も文句ないですね。むしろあれで耳つけて欲しいくらい(犬夜叉かよ!)
まあキャストの印象はそんな感じ。

話はアクション中心なのはともかくとして、以外と細かくギャグが入ってて結構笑えた。そんなに滑ってなかったな。(でも車にはね飛ばされるアユミは判らん、笑ったけど)
最初仲間を集める辺りまではちょっとリズムもテンポも悪くて入り込めなかったけど後半からはそうでもなくなった感じ。でも話自体はエピソードがぶつ切りの印象が多く、大筋がよく判らないせいで何やってんのかイマイチ「?」ってとこかなあ。もうちょい脚本を客観的に見てまとめて欲しかった気もするな。難しい話じゃないのにわざわざ難しくしてるみたい。
アユミが集めた7人の仲間が修業する余裕をくれる小野篁とか、何がどうなってんのか(笑)存在自体もだけど、何を怨みに思ってるのかよく判らないのが一番ネックかなあ。最後のとこ、別に源流は妹が好きだったワケじゃいよな?その辺絡めたほうが面白いと思うんだけど、それも含めてちょっと消化不良。せっかくの各人の個性や特技も、キャラ立てに使ってるわりにアクションには使ってないし、ちょっと勿体無いな。あと、もともとアンナとミカは友達同志なんだけど、なぜかやたら絡むのはアユミとアンナなのも「?」。な、何をしたいんでしょう…(^_^;) アンナ攻めアユミ受け?
全体的にはアクションを見せる映画とはいえ、香港映画なんかに比べたらスピード感とテンポが足りないんだけど、それを日本流アクションと言ってしまっていいのかどうか、C級にも今二つくらい足りないかもな。ソニー千葉で1ランクアップしててもね。いろいろちょっと勿体無い。

追記:

冒頭の大乱闘、何となくテンポが悪く冗長でカット割りがタルいなあと思ってたんですが、どうやら6分間ワンカット長まわしだったようですね。150対1の大乱闘。
それならそれで、それが必要かどうかとか見せ方がうんぬんとかじゃなくて「それをやることに意義がある」のだから、ちょっとばかりもたついても仕方ないのかな。もうちょっと上手い見せ方…というより、見てて明らかに長まわしで撮ってるということを気がつかせるような撮り方っていうのかなー、そういうハッタリも必要じゃないかと思ったり。森の中はどうしてもカメラの動きが制限されるし、木が紛らわしくてカット割ってないって気がつきにくいから仕方ないかも知れないけど、それなら平らなところでやった方が効果的かなと思うけどなあ。

*1:それはいいけどっつーかよ、せっかくの舞台挨拶なのに隣が一人喋りする男特オタでハッキリいってウザイことこの上なし!出演者の喋ることに全部リアクション付き独り言で突っ込んでいくので(しかも動作大きいし)そっちに気を取られて話が頭に入りませんでした。くそ、超ムかつく〜〜!!ここはお前んちのリビングじゃねーっつーの!(怒り爆発)もちろん再三注意しましたが、舞台挨拶だけ見たら出ていくから…ってそういう問題じゃねー!(一回目の上映をすでに見ている)連れがいるのに独り言なんだよね。ああいうの女オタにはいないタイプなんだけど、一体何?列に並んでるときから近くで、延々喋ってる特オタだったんだけど、もうホント男オタ大嫌いになりそう。もういいからさっさとアキバへ行け!(と予定を話していた)ホントもう超ウザイキモイムカつく!一応見た目は太くも病的でもなくクリエイターにいがちなタイプなだけに始末が悪いよ…自覚ないんだろうな