そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

マイボス・マイヒーロー#7

http://www.ntv.co.jp/boss/main.html
『いい夢見させてもらった』
早すぎるマッキー失恋。
無知故の強さを誇ってたマッキーが知ることで傷ついてる間にミッキーは組の仕事に興味津々。大丈夫かマッキー!?
マッキーに親身になる星野くんたちとか、桜なんとかがマッキーじゃなく梅村さんに片思いだったとか(えー?)、カズがおかしすぎるとか、まあいろいろあるけれど、やっぱここ。
夕暮れの教室、目安箱を前にボンヤリするマッキーに話かける鉄仮面。
今まで自分は強いと思ってきた、誰も適うものはないと思ってきたのに、今まで知らなかったいろいろなことを知ることで、自分ではどうにもならないことがあることも知ることになり苦しむ。


『こんなの知らなきゃよかった…こんなに苦しいんなら、青春なんか知らなきゃよかったよ…』
『私が言えるのは…明日も学校来て。傷つくこともある、苦しいこともある。
 でも、それでも、ここに来なさい。ここにきて、勉強をして、喋ってご飯食べて、
 いつかその悲しみを乗り越えられたときに、あなたはきっと今よりももっと強くなれる。それが本当の強さよ。
 あなたは弱くなんかない、大丈夫よ、きっと大丈夫』


27歳なのに高校生、青春を楽しむと言ったばかりのマッキーは数々の現実を、青春の悲しさ苦しさを知り打ちのめされる。嗚呼、青春残酷物語。年齢を偽っても生き方を偽ることは出来ない真っ直ぐなバカ、マッキー。彼が17歳ではなく27歳だからこそ感じるどうにもならなさかなあ。
挫折をしたことのなかったマッキーがそれを乗り越えられると信じる鉄仮面は十分に教師でした。美しい。
他が余りにもバカすぎるからこそ、こういうマッキーの、マッキーならではの苦悩が際立つなあ。このドラマのバカ展開に期待してるオレですが、バカだからこそこのドラマの持つこういう設定面でののギャップが生み出す物語が胸に来るのです。悲劇と喜劇は紙一重。マッキーが長瀬だからっていうのは大きいけどね。
これでもっとバカ部分が本題にちゃんと絡んでて、尚且つ突き抜けて面白ければなあ。


予告。マッキーは青春なんかもういいんじゃなかったのか?なぜにビッグバンド結成?