そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

轟轟戦隊ボウケンジャー#26「ガラスの靴」

http://www.toei.co.jp/tv/boukenger/
『いいこと二人とも、王子様のハートをゲェットするのよ!アタック!』


いい話のはずなのに何だか爆笑。最近ボウケンはいいなあ〜。でも今回もやっぱり大人向けの話だなあと思ったら會川昇氏なんですね。プレシャスは自分で探すもの、もともとチーフの宝探し主義はそれなんだけど、女性の自立と絡めてて面白かった。王子を待ち続けるシンデレラ願望の女性をネタにするんじゃなくて、男の言いなりになる哀しい女の話かよ。こういう話を書かせたらやっぱり會川さんだね。
そして男三人いるのに誰も王子様じゃなくてむしろ桜姐さんが王子様ってのは、ある意味、いや真に正しいよな。一番男らしいのは姐さんだって!(笑)菜月ビジョンは正しい、さすが巫女体質。王子のお付の従者が映ちゃんだったとは二回目で気がついた、なんだあの謎の笑いは(笑)


さり気なく桜さんの過去とチーフのスカウト話も。桜さんの設定って初めてだよな?もともと良いとこのお嬢さんだったんなら、あの性格は納得。自衛隊の女ってどうよと思ったけど、あれだと完全にエリートコースだなあ。
シンデレラの呪いというか、プレシャスの呪いの世界がネガティブ関係なく展開してて、最初のころ何となくやりたかったんだけどうまくいってなかったことが今回はちゃんとハマってて、やっぱり全体的に勢いが出てきたっぽいね。
まあいいけどホントに出オチと化してるガジャ様(ガイも陛下もそうだけど)はおいしすぎ。女の怨念はオソロシイ…っていらないのか、シンデレラのガラスの靴は。何しに来たんだ?(笑)
で結局、あの王子って何だったんだ?王子とクロリンダとガラスの靴の話は何か突っ込むといろいろ裏設定とか番外編とかいうノリになりそうだけど、それを見せないくらいでちょうどいいよなあ。なんていうかさ、これくらいネタ的に贅沢だとちょっと得した感じというか、ネタをたくさん仕込んどいて実際見せるのはその氷山の一角のちょっとだけってのはやっぱり想像力をかき立てるいいドラマだと思うのよ。ここんとこちょっと會川さんの実力を感じたね。小林さんとか大和屋さんとかのテレビ的に面白くまとまったネタってのも良いんだけど、やっぱり最初の1クールで會川さんがやりたかった世界ってこういうのなのかな。ちょっと早すぎた…というかやっぱり戦隊的じゃなかったんだね。
『誰にでも自分だけの宝はあります。それは誰も与えてはくれない』『幸せは、自分の宝は自分で見つけます!』つーことで、ちゃんと自分の生き方を見つけたくて家を飛びだした桜さんがボウケンジャーに入った理由と、クロリンダに自分の間違いを悟らせる言葉がちゃんと首尾一貫しててるんだけど、このセリフ自体はあのチームの誰がいっても同じように説得力はあるんだよね。理由が違うだけで。そこんとこがちゃんと判ってきたのも面白い理由だろか。
メカ戦(王子はメカじゃないけど)のダイボウケンと王子のキスシーン、どんなラブシーンだよ(笑)
シルバーの返事を聞くまでもなく、無理やりサイレンビルダーのノズルを掴んで…ってのは笑った。チーフ以上に説明無しでやりたい放題(笑)最後は体当りって…男らし〜!
いくら王子でも幸せを""くれてやった"とか言われると、ちょっとムカツクよな(苦笑)この王子はやっぱり女の敵だヨ。
そして王子様を信じてるという桜さんがそんなに意外なのか、チーフ。
『待ったりしません、自分から捕まえるだけです』桜姐さん男前すぎ、カコイイ!菜月に抱きつく映ちゃんと真墨は…ここの男はホントにもう…(^_^;)


予告。チーフの不幸話、萌え!(笑)頼りがいがあるのにいじられキャラか。
30戦隊大全集・1999年「救急戦隊ゴーゴーファイブ
コスプレ大会かよ(笑)何かいろいろ混じってるね。ところで1999年だから「救急」ってことはないよなあ…?