そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

仮面ライダーカブト「第30話」

東映http://www.toei.co.jp/tv/kabuto/index.asp テレ朝:http://www.tv-asahi.co.jp/kabuto/
『岬さんは逃げて下さい』『ありがと』


もうこれは何の番組なのかと(笑)どっからどう見ても料理対決の番組だよな。
でも余りにインパクトがありすぎて何もかも完璧に面白かった前回と比べると、今回はやや強引だなあ。カタチ通りの展開でイマイチ。
そいや前回は突っ込まなかったけどロギア阿部さんの動きはおかしすぎ。動きと佇まいだけで笑いがとれるっていいなあ(笑)
まあ解決編だけに意外なところは田所さんくらい。何だか判らないけど天道はスランプで(なんで?じいやが負けたから?)作る料理がいきなり不味くなりじいやの紹介で修業、何だか判らないうちにぞうきん料理で料理の神髄を学び、基本の味噌汁で大逆転。まあこれは余りにも説得力無いけどテンプレ通りなのでしょうがないか。生簀の方も協力しないと言ってたわりにいつの間にかZECTの晩餐会の料理人になってるしな。
一方、こういうコメディ展開になるとなぜかいつも蚊帳の外にいる加賀美。
蚊帳の外っつーか、コメディ話に絡まないだけなんだけど、話の中心は天道で、物語の大筋として重要なのは加賀美の方。まさに主役二人が役割分担してるんじゃないのかって感じ。加賀美はシリアス担当なのか?雰囲気的には加賀美の方がおちゃらけてる雰囲気があるんだけど、背負ってるものは今んとこ加賀美の方がシリアスだからなあ。で、天道は常に話の中心だからコメディ話の時はコメディ担当で。なんかこの辺中の人の素が透けて見える感じだなあ。上手くしたもんだよなー。自信喪失の天道様はカワイすぎて悶える。ギャーす!
ホント今週も天道様は3割り増しでカワイく美しいヨ。さすが巨匠、サービス満点。


料理対決は見た通りだからあまり言うことないよな。
生簀の料亭破り・鮨屋破り・蕎麦屋破りは、これって別に料理で世界を支配するってことじゃないと思うんだが。だって本人の腕前が人より上だってだけだからなあ。この辺、穿った見方をするとインパクトとかネタ優先の井上脚本て感じで、あんまり意味なさそう。次々と料亭破りされる店の名前が「しらくら」に「かじ」でカブトPD縛りのお遊びだね。
お刺し身は腕前関係あるからなあ。魚の「骨泳ぎ」はオレももちろん味平世代ですから、やっぱりインパクトあるわけで(笑)*1
生簀の光よりも速い包丁捌きはワームだからか?タキオン使ってんの?(笑)光が届かない暗闇の中…って何かカッコイイ!まさにゴッド・スピード・キュイジーヌ
田所さんちの実家のそば屋はいい感じの古民家造りだな。ちなみにあれは最近の流行りだからホントの老舗ならああじゃないと思うけど、暖簾分けの支店だろうか…などと田所一族の裏設定とか考えると面白いなあ。しかも弟さん、どう見ても筋モンじゃないのか。ドスの利いた『お、お、お兄ちゃん』は笑った。萌えか?(笑)
そしてなぜいる天道。加賀美はどうも知らないで連れてこられたみたいだけどな。察するに先週の不味いそば屋に頭に来た田所さんが、本当に上手い蕎麦を食わせてやるとかいって初めて自分の弟のそば屋に連れてきたとかでしょうか。今回そんなことばかり考えちゃうよ。
あ、天道と田所さんここが初対面か。
加賀美、岬、田所を次々と天国行きにする生簀の黒い蕎麦は何なんだ?イカ墨?(そんなわけは…)
天道の修業はまああんなモンだよな。随分簡単だけど。ていうかまたここのあばら家かよ(笑)光の料理人て随分簡単だなあ。
気になったのは天道さん、私服じゃなくまさにここでこそ板前コスプレをして欲しかったんだが。残念。最近コスプレ分が足りないよー。
ZECTの晩餐会はどういう目的なのかよく判らないけど、全員が天国行き。陸はなぜトマトとクレソン(だよな?)しか食べてないのか。天国行きになると困るから?それにしてもそれを食す姿も怪しい(笑)


金網デスマッチリターンズ、ここのBGMだけカブトじゃないよなー(笑)そして天道欠場でなぜタドコロー。しかもフリルエプロンにはちまき締めて、出した秘蔵の包丁は赤い!黒包丁・白包丁に続いて赤包丁か?と思ったらただ錆びてるだけって…確認しとけよ。陸のリアクションは意味不明でちょっと可笑しい。しかも研いでるうちに天道登場、味噌汁対決。
生簀の超絶フグの味噌汁はともかく、天道の基本の大根。私の記憶が確かなら、大根は冬の食材だっておばあちゃんは言ってた。夏ならウチは茄子と茗荷の味噌汁だけどな。しかしそよ風コーティングで風味増大ってなんかのグルメ漫画で見た記憶が。あ、大根はやっぱり出刃の白包丁よりも田所家秘蔵の菜切り包丁の方がいいよな。でもどうせなら桂剥きくらい見せて欲しかった。結局白包丁って役に立ってないじゃん。まあ料理の神髄には関係ないのか、道具は。そして田所さんとは何か絆が?
天国行きの生簀の料理より美味い天道の味噌汁は天上界の味?どうせなら陸パパ、天国行きバージョンアップで見せて欲しかったな。
『お前は自分の技と味覚に頼るあまり世界を見ようとしなかった。この勝負、俺の勝ちだ』途中おばあちゃん語録も挟んでますが、それって天道もおんなじじゃあ…。天に唾するものは自らに振りかかるよ?
それにしても負けたらいきなり正体見せて襲いかかるとは、意外と姑息な生簀。それより生簀ワーム、死んじゃったよ。いいのかよ。生簀オリジナルには全く言及しなかったな。井上脚本らしいや。
あ、結局全部ツッコんじゃった。


コメディ展開の蚊帳の外、加賀美は岬さんに坊っちゃんのことを相談しようとしてますよ。一応仕事としての相談だから岬さんなのかな、田所チームの結束は固いな。そういや見習いは返上したのか?
そして白タイツとカボチャパンツの正統王子様ルックが似合いすぎる坊っちゃんは、なぜミサキーヌの居場所が判ったんだ?やっぱりコイツら常日ごろからゼクターを偵察用に使ってる?で、馬車で遠乗りって一体どこに行くと言うんだ。ここはマンハッタンじゃないぞ。
ものすごい勢いで坊っちゃんを止めてる加賀美に大笑い。フォーカスかかってる坊っちゃまサイコー!結局加賀美、岬さんに相談できてないし。
本筋だけど障りだけか、坊っちゃんが自分がワームだということに気がついてない、ということを加賀美が知ったというだけ。
ストーカー加賀美、蠍ワームの坊っちゃんが暴走してるのに庇って後ろからバッサリやられたらどうすんだ。ここに割って入るカブトがいつにも増して感情的な動きだったんだけど、それがちょっと意外。坊っちゃんがワームに変わるところを見てたからとか?蠍ワームを庇う加賀美に『お前、本気か…』って言ってる口調とか聞くと、何となく見てたような気はするんだけど…。そして加賀美は蠍ワームでも神代は神代って言うスタンスみたいで、予告のセリフ聞いてたら天道は容赦なさそう。カブトvsガタックになるのかな。それとも加賀美にまた奇跡は起きるのか?
ハイパーカブト、結局見てるだけかよ。


予告。てなことでワームが何に擬態してようと倒す天道と本質の方を信じる加賀美。普通と違う妖精のようなワームはあの描写だとひよりっぽい気もするけど、ホントにそうならどうするのか。神代のケースはそれを想定したものなのかな。写真のこともあるし、今度こそ怒濤の後半展開に入りそうで楽しみ。OPは変わりそうにないけど?(だってあのOPって後半を示唆する描写が含まれてるし)

東映公式。

ハイパーカブト見てるだけって、まだ存在してないものなんじゃん!ええー、タイムスリップネタかよやっぱし…
Vシネ兄弟。何だか兄弟に見えるから不思議。やっぱり田所さんはタマランな(笑)
生簀の小指立て、すごく気になったんだけど、巨匠の演技指導だったんだ…細かいな。
闇料理人のテクニック、役に立つなあ(笑)あ、味噌汁にはヨーグルトを入れるのがいいらしいよ。隠し味で。(同じ発酵食品だから風味が増すとか何とか)

*1:魚は痛みを感じる神経がないから上手く捌くと骨だけで泳げるってのは、まあ知られた話ですが、活作りとかもそうだけどこれも料理人の腕を見せる文化だと思うんで、動物愛護の観点からイチャモンつけるやつはアホかと。オレはもちろん骨泳ぎは生では見たことないと思うけど(たぶん)イカ料理の店でイカの活作りが動いてるのを見て大喜びするような人間ですから、そりゃあ何でも活きがよくて美味しいほうがいいに決まってるよ。細切りになっても体色変化するんだよ、イカのやつ。