そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

轟轟戦隊ボウケンジャー#32「ボウケン学校の秘密」

http://www.toei.co.jp/tv/boukenger/
『明石から冒険を取ったら何が残るんだっつーの!(爆笑)』『何が…何が残るんだろう…』


菜月の学生服姿(カワイイ)でてっきりみんなの学ラン姿を想像してたんだけど、想像以上のストレートパンチを食らった気分。何でそんなオタクな変装に、チーフ!(爆笑)
確かにみんなバラバラな格好の方が知り合いに見えなくていいわな。蒼太のスーツ姿は超カッコイイし。どっかの大企業のエリート営業マンみたいだ。
それにしても小林脚本は相変わらず丁寧だけど、どっちかというと中澤演出の妙を取りたい感じ。OPを間に挟んだ端折りっぷりとか、シルベガミに挨拶する間抜けなとこ、シズカちゃんに見つかった蒼太と菜月の変身、実は合格させたかったのはチーフだったと知ったときのチーフの復活っぷりとか、気持ちいいリズムとテンポで歯切れがいい展開。アクションシーンの蒼太の『シルバー、ちょっと肩貸りるよ』でジャッキ構造のサイレンビルダーをジャンプ台替わりに使ったりとか、誰のアイデアか知らんがスバラしい。こういうとこ、やっぱスタッフが細かいとこまで判ってて、楽しんで作ってるってのが伝わってくるよなあ。子供向け作品なんだから、話がいいってだけじゃダメなんだよな。見て楽しくないと。

でもオトナ的にはやっぱりチーフ!冒険学校なんだから、アキバ系オタクの変装って意味ないし。あのカッコでアタック!とかいわれてもなあ。つかあのナイスバディにオタクファッションて、何だかある意味特命係長・只野仁みたいよ?(笑)
しかも『どうせ素人相手の試験だから問題ない』…とかいいながら、それに落ちたら落ち込むって、以外と繊細なのネン(笑)いつも自信満々のチーフの存在意義が問われてます。冒険を取ったら何も残らないって、前から自分でも冒険馬鹿だって言ってんじゃんよ。またいつもなら止めてくれるだろう(たぶん)蒼太はいないし、大爆笑の真墨と映ちゃんって、そりゃ傷口に塩どころか辛子を塗り込むような奴らばっかだしな。お陰で大層面白いものを見たよ(笑)
 
島田さんの話はちょっといい話って感じで、ダメな人なりの冒険スピリッツに助けられるボウケンジャーってことでキレイにまとまってて良し。今更いうまでもないけどボウケンジャーの冒険て、必ずしも体を使ったジャスト冒険っていうわけじゃなく、未知なるものを発見したり、自分自身の可能性に気がつくことだったりすることなわけだから、これは見事にテーマにあってますな。チーフが落ちたお陰で島田さんが人生に希望と冒険を見出したと思えば、チーフの落ち込みも無駄じゃなかったと。
それにしても蒼太はカッコイイ。

ダークシャドウのみなさんもおかしかったけど、やっぱりシズカちゃんの脚線美に釘づけ。シズカちゃんてお色気担当じゃないのがいいよね。イヤお色気担当、いたらいたでいいんだけど。
あと何ていうか、ネガティブでも必ずしも悪事を働いてるわけじゃなければどうこうすることが出来ないってのも何かいい。ヤイバ様に諌められるとはな(笑)まあ実際は酷いこと考えてたワケですが。
つか、肝心のプレシャスが最後の最後にちょろっと出てきただけって、しかも結局どうしたんだ?放りっぱなし?
この二回だけたまたまだったのかどうか、プレシャス絡みというよりはプレシャスを手に入れるための前振りの状況がメインの話になってて、こういうのもありかって感じで面白いですね。だからといってプレシャスを出さないとボウケンジャーにならないと思うんだけど。(そういう意味で前の小林回、蒼太の昔の相棒話はギリギリだったんだよなー、面白かったんだけど)
 
『冒険は学校で習うようなもんじゃない。ましてや点数なんてつけられるもんじゃない。そういうことだな』チーフいいこと言った!ていうかついイイ話で流されるとこだった。忘れず突っ込む真墨と映ちゃんは容赦ないぞ。チーフのいじられキャラっぷりはまさにプレシャス!頼りがいがあるのにいじられキャラとは。


予告。やはり菜月はエライ爆弾キャラだったなー、当然か。會川さんだしここまで引っ張ってんだから、単に正体バレでは終わらんよなあ?うーん楽しみ!
30戦隊大全集・2005年「魔法戦隊マジレンジャー
チーフのマジレッドも微妙だが映士のヒカル先生はどうなのよ?やっぱり緑兄貴でよかったのになあ。ちぇ。
来週からは何だろね。