そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

のだめカンタービレ#1

http://wwwz.fujitv.co.jp/nodame/index.html
スゲー、「マンガ」だった!原作はまだ4巻までしか読んでないけど(随分前から続き買わないとって思ってんですが)原作と同じテイストのマンガだった。
ただやっぱり原作と同じくギャグなのにレディコミ特有のマッタリさがあって*1、これはこれで初めて見る人にはパンチは弱いかなあ。原作読んでる人には違和感ないと思うけど。
最初思ったのは玉木が千秋先輩かよ!それ違うだろ!だったんですが、(だってどう見ても玉木老けてるし…と思ったら年齢設定はそう違わなかった)見てるうちに玉木でもいいような気がしてきました。所々千秋先輩に見えたし。もっと若いクールなイケメン…と思ってたんですよ、はっきり言って。でも千秋って以外と演技力いるしギャグ力必要だし、ある程度の役者の自己主張もないとなあ…と思ったら、まあいいかーと。むしろ原作テイストのような気が。
のだめの上野樹里はまさにそこにのだめが!って感じ、マジでリアルのだめだよ(笑)もっとぷぎゃーとか意味不明なこと言って欲しい(笑)ピアノ弾いてる様がホントのだめっぽい。スゴイなー上野樹里。着てる服ものだめだ。
あとは峰が瑛太っつーのはどんなキャラになるのかと楽しみだし、竹中直人を「日本人じゃない」と言い切るそのバカさ加減が気に入りました(笑)しかも鼻、付け鼻だし、雑誌掲載のシュトレーゼマン、外人だし(笑)千秋とのやり取りはバカすぎ。笑った。
他のキャスティングも一癖ありそうな人ばかりで、月9としてはどうか判んないけど、これはこれでありだと。大アリですよ。
それとドラマの1話が面白かったのは、原作で書いてないとこもちゃんと埋めて、キャラも全部紹介するように収めてるとこかな。原作読んだときよりも面白かった気がしたからぱらっと読み返したら、やっぱりドラマの方がまとまってた。
のだめの天才性の描写はそんなにくどくやってない分千秋の描写を増やしてる感じで、どちらかというと原作より千秋をキチンと描いて、千秋目線でドラマは展開させていく感じ?まあのだめ目線じゃ話にならんが(笑)
あとBGMの使い方が上手いなあ。劇中使用のクラシックとBGMを上手く組み合わせてるよね。BGMの音楽だけで笑ったとこも結構あったな。
特にガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー*2は何回も使うなあと思ったらこれがメインテーマ曲だったとは。EDのやつはかなりアレンジしてあるけどね。でもこの曲の雰囲気はドラマとあっててイイね。ノンビリさとかコメディっぽいタッチ、それでいて激しくリズミカルで大げさななとこ。これはドラマのほうで選んだんでしょうか、それとも原作者の希望なんでしょうかね?オレもこの曲は好きなんでちょっと楽しい。
いやー、毎週スゲー楽しみなドラマですな。*3

*1:オレは随分長いことKissの読者でした。今は違うけど。

*2:ガーシュインアメリカポピュラー音楽の大家だけど、この曲はクラシックジャズってことらしい。わりと新しいし、これだけ少し雰囲気違うんだよね。

*3:TBSの方(花男とのあれね)は結局どうなったんだろう…というか、TBSじゃなくて本当にヨカッタ。あそこのドラマ班は今全然ダメだと思うんで。