そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

14才の母#3

http://www.ntv.co.jp/14/
井上由美子の脚本はとても理性的で客観的なんで、オレは見ててスッキリするけど、普通の一般視聴者、特に女性は感情的に見てどうなんだろか。
今週はいろいろ周辺事情もかんできたんで面白くなってきました。
やっぱりどうであっても中学生が子供を産むのには反対ですね。社会的にとか世間体がってことではなく、身体的にということですが。この辺は的場医院の先生のいう通り。*1
未希のお父さんとお母さんのいうこともそこなわけで、未希が大事だから堕胎を進めてんのに、当の本人は全くその気持ちを取り違えましたよ。
女性が妊娠したときに、状況がどんなであってもどうしても産みたい(それこそ母胎に危険が及んでも)という気持ちは判るような判らんような。つか理屈では判るけど、でもオイラは自分の方がかわいいからなあ。旦那だって奥さんが死んでもいいから子供だけは…なんていう人いないでしょ。堕ろしても次があると思う人は考え方としては正しいと思うけどなあ。産みたいというのはその子が唯一無二だと思うからで、確かに同じ相手と同じように子供を作っても、その時の子供じゃないからやっぱり産めるなら産みたいと思う気持ちは判らんでもないが、普通に考えて間違いじゃないけど、なかったことに出来るのならそうしたほうがいいと思うのはこの場合は至極当たり前だと思うんですよ。ああそれなのに未希は…
きりちゃんこと智志が未希との話を電話で済ませようとしたのは、未希の気持ちを考えるとちょっと酷いと思ったけど、面と向かうと決心が鈍るから…ってことなのかな。でもやっぱ酷いな。そのわりにお母さんにはちゃんと本当の事をいったり、ちょっとオレ内好感度UP。
智志のお母さんは未婚の母でした。とすると、彼女は妊娠した相手を捨てるような男に息子を育てなかったという面では、子育てとしては成功してると思うけどそれゆえ親としては納得できないというアンビバレンツなことになってますね。この辺りどうするかってのはちょっと楽しみになってきました。でもたぶん許さないんだろうな、だって自分の息子と世間体の方が大事に決まってるよ。
この人が北村一輝の雑誌編集長・波多野に金を突きつけるところはあまりに男らしくてカッコイー!ちょっと味方になって欲しいって気はするけど、未希の頑張り次第かなあ。
未希がこのまま堕胎しちゃったら話にならないなあと思ってたらいきなり止めたとか言い出すし、来週は変わっちゃった親友にちょっとムカついたらしいお友達がバラしちゃうのかな、面白くなってきそうです。子供も言葉も一度外に出ちゃったらもう取り返しつかないよなー。
 
ところで、山口紗弥加の担任の先生と体育教師の井坂俊哉(ライザーガント/ジャスティライザー)は恋人同士なんだ。通りでしょっちゅう一緒にいると思った。ライザーガントはいかにも体育教師っぽいよなあ(笑)と思ったらジュビロのユースのGKだったのか。へー。サッカーは多いね。

*1:関係記事で→http://d.hatena.ne.jp/korohiti/20060925/p1 子供に興味はないんだけど、そのわりに子供の医療・コミュニケーション関連のネタは興味があるんで。新聞・TVで目にする範囲内でですが。