そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

セーラー服と機関銃#3

http://www.tbs.co.jp/kikanjyu2006/
面白いとは思うんだけどなんでこんな微妙な気分になるのか。本来この話って、すごく血なまぐさい話じゃねー?映画版覚えてないんだけど。
その血なまぐさいところを誤魔化すようなコメディ演出と星泉の女子高生組長ってこととのギャップボケが、滑ってるというより年寄向けだということに気がつきました。たぶん。何でもかんでもセリフで説明しようとするのも年寄向けの親切なんだよな。そう思ったらまあ仕方ないかって気分に。むしろ昼ドラ感覚で、ボンヤリしてても話と展開が判り易くていいかもな。
ということでホントなら後半部分の盛り上がりのテンションで前半も見たいんだけど、まあいいか。星泉の啖呵はそれだけでスッキリするんで別にボケ部分はいらないような気がするけど。前半の拳銃云々のボケも有り得ないだろ。いや、まあ年寄向けか…仕方ない。後半はいつもベタに盛り上がっててこれはこれで面白いしな。ただキャラはいいのに動かし方に深みがなくて、その辺は多いに不満。これから1話ずつ個別に盛り上がって死んでいくのかなあ。
それにしてもやっぱり濱口組は怖い。組長は相変わらず同じポジションでも演技プランは全然違うさすがの博太郎で、恫喝が怖いよ。
今回よく判らんのは、佐久間の義弟、田中孝太郎(TBSはこの人好きだねー)がヤクザが嫌いといいながらヤクザもんに肩入れしてるのと、この人、逃げるよりたぶん警察行ったほうがいいんじゃないかってことよ。普通、絶対濱口組に消されるって。
まあ何となく微妙なバランスの上に成り立ってるドラマって気はする。キャラというより役者の魅力で引っ張る中距離走ってとこか。あと4回だろ。
あとさ、「ヘロイン」って今言う?なんかすごく昭和の香り。