そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ベルギー王立美術館展

http://info.yomiuri.co.jp/event/01001/200511298839-1.htm

出掛けたついでに行ってみた。上野の国立西洋美術館
同じく上野の公園で「ダリ回顧展」もやってんだけど、さすがにそっちまでは行けなかったー。(掛け持ちのおばちゃんたちは結構いたみたい)ダリはオレの好きな万国公会議がまた来てるんだけど、まあ余裕があれば。
で、ベルギーです。
マグリットやフランドル絵画が好きなので、(そんなに詳しくないけど)大変に面白かったです。
わりと有名どころの作家のが多いのと(でも有名絵画はそんなになかったような…)、神話モチーフとか庶民生活を描いたものが多いので、そんなにメジャーでない画家の作品も寓話やユーモアが込められたものが多く、見てて面白いです。あとフランドル派の世界風景の素描の展示が多いからそれもなかなか見ごたえありました。面白いのはルーベンスのオリジナルとそれを模写したドラクロアのを並べてたりとか。
近代作家の方はマグリット以外は不勉強でよく知らないんですが、妙に漫画チックな作品があってこれはこれで面白かった。マグリットは3点かな。
常設の松方コレクションの方も企画展に合わせてフランドル派多めの宗教画でまとめてたよ。松方コレクションは結構いいのがあるんだよね。
 
以下どうでもいいオレ語りですが。
中学生の時は美術部にいたんですが、もう当然のようにみんなしてダリやマグリットにハマってました。あれって誰もが一時は通る熱病のようなもんなんだろか(笑)でも今でも好きだけどね。で、そんなシュールレアリズムが好きだと言いながら、オレが描いてる絵はフランドル絵画みたいな物だったんですよね、今思えば。だから世界風景とか大好きで、フランドルの中でもブリューゲル一族の絵が好きなんですね。構図とかあの中に込められた毒とか寓意性とか、タマランですよ。
あー、ベルギー行きたいなあ!