そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

のだめカンタービレ・最終回

http://wwwz.fujitv.co.jp/nodame/index.html
大満足!
千秋とのだめの関係は千秋がラブラブ状態(でも認めてないw)でほぼ決定。
最後、RSオケのベト7で完全に締め括って余計なドラマは入れなかったのも、一瞬ええっと思ったけど結果的には良かったな。いいなあサントリーホール
 
峰、またまたグッジョブ!役に立つなあ、峰よ。
のだめを実家まで追いかけていった千秋が、最後まで抵抗するのが可笑しいよ。だってどう見てもラブじゃんな。タクシーでのすれ違い→土手での抱きしめは超トキメいた!(笑)
まあラブにしてもむしろ千秋はのだめのピアノ(というか才能)に惚れ込んでるんだけど、その辺、千秋的に曖昧にしときたいのか?のだめのピアノが聴きたいからという理由で、天下の千秋様がタニマチみたいなことまでするんだからなー。でもどう見てもラブ。
そんなラブ状態を持続させない野田家の様子が余りに可笑しいんだけど(みんなキャラ立ちすぎ!)、その中でのだめのトラウマを千秋が知ったり、押さえるところは押さえてるシリアス展開とのバランスの取り方が上手いなあ。*1
ハリセンからのメール、プリごろ太NEWSに引っ掛かるのだめが、判っちゃいるけど笑った(笑)
RSの公演、リハから本番へ場面転換する演出がさすが。
結果、途中休憩で千秋を送りだすみんなとのシーンで盛り上がっといて、そのまま最後の「楽しい音楽の時間」に流れるテンポのよさがいいね。
ベト7をやってる間に回想シーンで今までの思い出を流して、最後に「魅せるオケ」でRSらしく締めるところが、なんつーか感動的!いやマジでオーケストラのシーンでのカット割りとか切り替えとか、(のめり込んで見ててもどうしても気にしちゃうんだけど)体感的に耳と目に訴えかけてくるから盛り上がるんだよな。感情的にはSオケの時とはまた別の感動なんだけど。本当に良かった、盛り上がった!
オケの方のキャストに限って言えば、どうもちょっと素で感極まってる人もチラホラいたような気がするけどな(笑)逆にそこもよかったり。これで普通にドラマが入ると冷めちゃうから、やっぱここで終わりなのはよかった。
それにしても玉木の千秋がホントに良かった!最初こそちょっと違うなあと思ったんだけど、結局原作のイメージがあったからで、途中から原作よりちょっと線が太い、人間味のある千秋になってて(王子分も途中で増えてきたし)これはこれでもう玉木以外考えられないなー。最後の指揮のシーンは本当に良かった、良かった以外言い様がないですヨ。
のだめもカワイイし、他のキャストもバッチリハマってたし、文句ないです。
音楽モノだけあって(?)全体的に脚本のまとめ方とか演出が終始リズムとテンポを崩さずに、細かいネタ見せやバランスのよさが隅々まで行き届いていてよかった。*2 出来の良さっていう意味ではかなり高レベルなドラマだった!奇跡だよ、ぎゃぼー
何となくこれだと春辺りにSPでもやりそうだね。「2」にしちゃうとオール海外ロケになるから無理だろうけど、SPくらいなら出来るよな、きっと。
今回はタイトルバックもクリスマス仕様だった。細かい〜

*1:原作を人に貸してて確認しようがないんでドラマはドラマとして評価。原作も概ねこんなんだったと思うけど、やっぱりテンポや演出はドラマのがいいと思う。

*2:ツッコミきれないんでスルーするけど、毎回裏軒のメニューや峰パパのさり気ない小ネタ、原作よりおいしい大河内とか、BGMの使い方に到るまで全く手抜かりがなくて素晴しいのひとこと。