そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

NHKスペシャル:グーグル革命

http://www.nhk.or.jp/special/
「“グーグル革命”の衝撃 あなたの人生を“検索”が変える」
ネットにおいては何から何までお世話になってるグーグル信奉者です(笑)ヤ○ーなんか一度も使ったことありませんよ。OSもブラウザもバージョンが古いのでグーグルアースが使えないのが本当にもどかしいけど、あれが使えたら多分オレは一日中Macの前から離れないだろうな(大袈裟、つーか今も似たようなもんだよ)
 
それはさておき。
最近CMでキーワードを入れて検索ボタンを押すという形式のモノが増えてるんですが、あれ見て思ってたのは検索結果っていじれるんだーです。実際は順位をいじるんではなく、検索結果が上位にくるようにサイト自体を作り替えることを含めたノウハウがある、ということですが。というか、グーグル側で順位をいじれたらその社会性からいっても大変なことになるなあと思うし。公平じゃないとマズイのは、それがビジネスであり文化だからということですね。多分。
検索ノウハウでグーグルが規制をかけてるってのは初めて知ったんでその辺は面白かったな。キーワードの羅列がダメだそうですね。割合が決まってるとか。(ヤフオクで洋服とか見てるとキーワード羅列が多くてムカつきますね。ちっとも目的の結果が得られやしない。オクで洋服を買うことはないですが)
ところが検索結果の公平性をうたいながら(検索結果の表示に関してのルールは企業秘密らしい)、理由も知らせず検索結果から外されるサイトに対して、検索結果として表示しないことを「グーグル側の自由」とするところが信憑性を疑うところ。グーグル側にとって「価値がない」と判断して、ルール違反かどうかも判らないらしい。社会的にはそれはいいのかなぁ?グーグルに社会的責任があるとしてですが。
『全世界、つまりの全て人類の情報を整理する』のがグーグル社の理念らしいですが、それらは今のところ「ビジネス」という目的で人が暮らしやすくなるように活用されてるからいいんだけど、これが別の目的にならないことを願うばかりですよ。それじゃSF的管理社会だよな。(まあでも「ビジネス」ってのは意外と強いかも知れないけど)
何にしてもビジネスとして成り立ってるからこそ、この便利なサービスを受けられるには違いないけどね。グーグルの「理念」を支えてるのは完全に「ビジネス」だし。
あ、なぜビジネスとして成り立つかというと検索キーワードによる「ターゲット広告」が最も効果的に打てるからだそうです。その辺のことも面白かった。躍らされてるというよりはこの辺は「何かを買うために」検索している人々にとって役立ってるってところ。オレは使いませんが。それが効果的でありすぎるから、検索順位を上に上げることに躍起になり、そこにお金が動くってことですね。データが全てって、ある意味恐ろしいなあ。
オレも「カワズくんの検索生活」とか面白がって見てるけど、ホントに世の中それでいいのかなあって気にもなるんだよな。もちろん何でもかんでもすぐにググりますけどね。
あと面白かったのが人材募集の広告ね。高等数学の問題を解いたものだけがサイトにアクセス出来る(問いの答えがアドレスになってる)というハードルの高いもので、数学博士や科学者が働くデスク周りにオモチャがおかれてて「楽しく働ける」環境になってるってのは、アメリカのクリエイティビティを必要とする会社はどこも同じなのかと(笑)