そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

風林火山・第五話

http://www3.nhk.or.jp/taiga/
妹が面白いっつってるから見てみた。大河は新撰組!以来、義経の五條大橋のシーンで脱力して以来ですが*1 面白いかも?
というかアバンで前回までのあらすじがはっきり説明されてビックリ。そして画面の暗さにビックリ。暗いっつーかリアルな暗さが美しいな。
全体に外ロケとオープンセットが多いからかと思ったけど、ワザとだなあ。建物の影の中での表情が見えるか見えないかっていう暗さなんて。
画面構成自体が光と影を多用した大胆な構成でメリハリがあるし、ちゃんとリアルな暗さのせいで画面が引き締まってて良し。全体に奥行き感もあって、陰影礼賛な感じ。なんでだ?NHKの大河といえばいかにもなちゃちいセット撮影と、明るくすりゃいいだろ的な旧態然な照明での撮影が当たり前なダサさがウリじゃなかったのか?(そんなもん好き好んでウリにはしません)
暗い画面の中に遠くに明かりの点いた部屋があってそこで役者が演技してる、そんな引きの画面を使うなんてさー、えらいセンスだな。黒縁効果使ってみたり、同一画面に恣意的に光の中の人物と影の中の人物を配してみたり、どうにも画面設計がスゴイよ。ハイビジョンで細かいところまで映ってるから黒もそんなに汚くならないしな。(ハイビジョン対応じゃなくても画面的に多少は違いますね)
影の中で仄かに見えるとか、光りの照り返しだけが微妙に動いてるとか(多分ハイビジョン対応だと暗いところがもっとよく見えるんだろな)ご年配者視聴が前提なのに(だよな)リアルっぽすぎますよ?クレーム来ちゃうよ?見えねーって(笑)
話は何となく見始めちゃったんでよく判ってませんが、最後の山本兄弟のところがなんだか面白かったんでちょっとストーリーチェックして来週から真面目に見てみるかなあ。視聴習慣なくなっちゃったから忘れなきゃいいなあ。
この画面のカッコよさが今回だけだったらガッカリだけどさ(笑)いつもこうなのかな?

*1:ありゃヒドイと思うよ?演出とか撮影とか、とにかく呆れた。