そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

逆転の時代:グーグルの世界

http://www.tv-tokyo.co.jp/gyakuten/
括りはITだけどグーグルネタは結構時間割いてたよ。
こないだのNHKスペシャルとほぼ同じネタだけど、テレビ東京のこっちの方がもっと突っ込んでてツボを押さえてる感じ。(こういうとこがオレが基本的にNHKが好きじゃない理由。番組内容はともかく、コンセプトが御座なりなんだもん。*1 まあ経済ネタはテレ東の得意技ってのもあるけどね)

放映時期は被ってんだけど当然取材は前からやってたようだし、NHKのパクリってことはないでしょう。こっちのほうが内容は丁寧だし。当然IT関係と経済の流れとして、アドワーズ広告ネタに目をつけてたんだろうな。
NHKスペシャルと違うところは、あっちがアメリカの事情をそのまんま放映したのに対し、こっちの方は日本の事情を紹介、更にグーグルのアドワーズ広告で会社の「業務内容も変えてしまった」と言うことに言及してるところ。
地方の小さな看板制作会社が、キーワードとして「看板」ではなく「横断幕」を見いだしたことで会社の売り上げを飛躍的にアップさせたという話。(取り付け工事などが発生する看板と違って全国発送出来る横断幕は、手間も掛らず営業規模を全国展開出来るから)こっちの方が現象として判り易いよな。やってることはアメリカの場合と同じなんだけどね。掲載順を上げたり、市場を掘り起こすキーワードを見つけて登録したり。
あとグーグル社への取材も日本の企業との違う点を強調してたし、やはりNHKは型通りだなあと(苦笑)
グーグル社では全ての食事が無料らしいよ。しかも多国籍の社員達に対応したメニューらしい。やっぱり人を繋ぎ止めとくのは職場の労働環境だよなー。
 

あと「子ども安全連絡網」のネタが面白かった。
連絡網をメール配信にしてるくらいなら聞く話ではあるけど、不審者情報をリアルタイムで保護者の元に届ける仕組みと言うのがスゲー。(というか未だに電話がメインだったんだ?そりゃ効率悪いだろ)
学校行事の変更についても知らせてくれるらしいので、子供の居場所の把握にもいいね。一応学校の責任の範囲内ってことだろうけど。親子の対話も増えるらしい。
ただやっぱりシステムを使うのは人間だから、その情報を受け取った関係者がそれを利用できなきゃ意味ないけどね。

*1:海外ドキュメントをそのまんま流す場合はともかくNHK産のドキュメントは出来悪いと思う。同じネタを民放でやるとNHK側のコンセプトの甘さ、演出の悪さが目に付くんだよな。プロXですらネタによっては民放の方が上手いと思うよ。まあいうほどNHK見てないけどさ(だから見ててイラつくから見ないという…)