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仮面ライダー電王 第4話「鬼は外!僕はマジ」

東映http://www.toei.co.jp/tv/den-o/index.htm テレ朝:http://www.tv-asahi.co.jp/den-o/
『ごめんなさぁあいぃっ!』


モモちんの「ごめんなさい」に爆笑!犬か。でも萌え度は低いなぁ、やっぱり。ていうか、ハナたんといい良ちんといい、アバレなくせにどうしてそんなに下手に出てるんだ、モモタロス?何か強気に出られないわけでもあるのか?
話は面白いんだけど、相変わらず微妙に引っ掛かる過去改変。作り手側は確信犯・・・なのかなあ?
契約者の過去に行ってもただ憑依して暴れるだけなら、どうして過去に行く必要があるのかな?相変わらず被害は現在に出るみたいだけど、それ自体が判らんのだよな。この手の物にはありがちな判り易いビジュアル重視といっても、ちょっと無理がないか?建材が燃えたって結局家は建つだろ、普通は?(いや、それはどうでもいいんだが)
山越の過去は単にオーディションに遅れてバンドが解散しただけ。バンドが解散することはどちらにしたって変わらないことであるなら(オーディションに間に合って改変された現在が、結局バンドが解散、山越はソロで活動)山越のドラマは単に「お金が欲しい」という理由でしかないんだよね。だから過去が改変された現在も、ただ自分たちの実力でデビューできなかったという事実があるから腐ってないってだけで。まあそれも山越の人生にとってはプラス要素ではあるけど、たぶん前回のテツオと同じく、これによって山越自身が変わったわけじゃないからたぶん同じことをする確率は高いと思うんだよね。彼の歌う歌の内容が「過去を振り返らず明日の夢を追いかけよう」なんだよなー。過去を見つめ直せよ。
電王の話に感じる違和感て、関わったゲストの人間性が「変わらない」ってことなんだよね。過去の事件を後悔してるワケじゃないから、反省する描写もないし、過去改変は自己改変じゃないんだよな。そこにドラマ的なカタルシスがないというか、これはワザとなのかなー?記憶のことも含めてだけど。関わった人間の記憶ってどうなってんだ?
もし山越なりゲストの過去がドラマとして物語に必要なら、前半でそれを明かしてそこが物語の中心になるはずなんだよね、普通にベタなストーリー展開としては。だけど最初からそれをやらないということは、そこは物語としては問題じゃなく、単に「過去に行く」という理由の装置でしかないわけで、そこが見終わって釈然としない部分でもあるんだよ。
 
で、今回の話の中心が何かというとモモタロスと良太郎との関係性、良太郎の「正義」(正しいと思うこと)がどこにあるのかということで、『泥棒とか人にお金要求したり取り上げたり、好きじゃないんだ』で『一緒に戦いたくないんだ』と、あくまでも自分が悪いと思うことは頑として拒否するという良太郎の筋の通し方を見せる話かな。
『俺、ようやく参上!』モモタロスは自分のやったことを一応後悔して反省しての「ごめんなさい」なワケだから、単純に良太郎が死んじゃったら自分も死ぬから・・・ってワケじゃなくて、心配してるんだよな、良太郎のことを。わりと宿主として気に入ってんじゃん?素直だなモモちん。
オーナーの『それに流れる時は決して戻らないから、美しいんだと思いますよ・・・ま、いいですけどね』に、ハナの『それでも変えたい時間は、やっぱりあると思うの』
まあこの辺が電王のテーマなのかな。オーナーの言葉は靖子たんの言葉だな、たぶん(笑)
ちょっと今回深く突っ込まず簡単めに。時間ないんだ!


予告。新キャラ眼鏡男子!浦島太郎かー。良ちんの身体はそんなに居心地いいのか?
スパヒロタイム。超子供向け!(笑)

東映公式。

>俺の必殺技・パート2’
もうワケ判りませんが、面白いからいいや。日常的に使えるな・・・(何に!)