そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

風林火山#21「消えた姫」

http://www3.nhk.or.jp/taiga/
えーと要するに、延々45分間、由布姫がいかに晴信のことを好きなのかってことを見せられたわけですね(笑)
というか誰もそんなん判らんわ。三条夫人以外は。勘助なんか以ての外だよな。(先週のあれで判んなきゃ、そりゃ無理だろー)
そもそも由布姫がもっと早くにハッキリしとけばよかったのに(もしくはさっさと子供が出来てればだな)、気性の激しさと情の深さでその辺が曖昧なまま「褥ではむしろ奔放」なのに、立場的には武田を恨むというヤヤコシイコトになってしまったのがいかんのか。それで自害せざるを得なかった身代わりの侍女は気の毒だけどさ。
というか、自害できないからって勘助に殺せと頼むのは酷いし、だからといって勘助と逃げてもしょうがないし、無茶というか自分勝手というか。勘助が言うそんなに好きなら怨みを捨てればよかろうというのは尤もなことですな。
というか由布姫、三条夫人との墓参りのところでウダウダよく判らんこと言ってたけど、そういうことならつまり、晴信のことが本当に好きになったから三条夫人に同情されるのは真っ平で、むしろ勧めた甘酒を毒入りかと疑うくらいに憎まれてた方が都合がいいって、これまたずいぶん自分勝手な持っていきようですよ?そりゃ三条夫人もピンと来るわな。そういうことなら判りましたよ。
勘助だってそういうことかと合点がいったから、晴信が由布姫を諏訪に戻すということの意味も理解したってことでいいんだよな。ホントややこしい。