そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

26話追記:侑斗と良太郎

見返してちょい勘違いもあったんで確認がてら追記。ちょっと長くなっちゃったよ。
今回の話、良太郎って結局事情って全く知らないんだよね。最後に拉致られたゼロライナーで未来の侑斗に話を聞くまで。
だから本当ならちょっと未来の侑斗がちゃんと説明をして良太郎を連れて行けばいいだけの話なんだけどさ(笑)しかもどうしてそんな近い過去の良太郎を何度もつれていくのか(笑)体力回復しないだろ。
ということで一応おさらい。

  • 寝てるところを連れていかれた良太郎→ウラが憑く→記憶をなくして朝には帰還
  • 病院でデネブに連れていかれた良太郎→キンタが憑く→あちこち連れていかれた記憶あり、デンライナーに帰還
  • 希望ケ丘から連れていかれた良太郎→リュウタが憑く→帰還?

これらのケースでは良太郎は全く事情を知らない状態なんですね。しかも異動先ではタロスに憑かれた状態で多分そっちの意識の方が強いから良太郎自身は何やったのか覚えてない。
1回目は事情も記憶もないから何が起こってるのかよく判ってない。2回目は憑かれるまでに多少移動、でも侑斗からの説明はなし。
そのあとにデンライナーに戻ってきてそこにいた侑斗に説明を求めるけど、今の侑斗は全くそんなこと知らないから良太郎がいなくなったことに怒ってる。
ここの良太郎がちょっといいなと思ったのは、今まで結構何を言うにしても相手に対して距離を置いた感じだった良太郎が、心底カンベンしてよって感じで怒ってんのがツボったんだけど、ちょっと思ったのがこの時の侑斗の態度なんだよね。
ちょっと映画補正が入るんだけど、良太郎が言った江戸時代や恐竜のいた時代って、オーナーの話では人の記憶によらずに(これ自体そうなの?って設定ですが)そんな大昔に飛ぶ方法は今は失われてるらしい「神の路線」に入らなければならない。もちろん侑斗はそれを知ってる。(んだよ)
ということは良太郎がそんな目にあったってことは、事情は判らないけど何かあったに違いないという予想は出来たんじゃないかと。それでどう見てもボロボロな良太郎に「お前もういいよ」と突き放した言い方をしてるけど、ホントのところは良太郎を使い物にならないと思ってってのもあるけど、単に親切心で休ませてやろうと思ったのもあるんじゃないかなーと。(一応侑斗の顔アップは撮ってるからそういう何らかの思惑があってのあの発言と見ることは出来ると)深読みしすぎか?(笑)
そのあとの病院での会話も、良太郎に「本当にやれるのか?」と事あるごとに言ってるけど、そう思うと、むしろそれは良太郎の体を気遣ってんじゃないのか?って気がするんだよね。良太郎が侑斗の邪魔を懸念するような不信発言をしても受け流してるし。まあ良太郎はここではまだ侑斗のこと信用してないんだけどね。
ところでそこで見てる未来の侑斗はそのあと何が起こるかは知ってるはずなんだけど、それについてはノータッチなんだな。結果解決すればいいんだろか。でも良太郎を連れて行くつもりでいるにしても、なんでそこで連れて行かなかったのかって思うんだ。それも良太郎が今回の事件をちゃんと解決できるって知ってて見守ってるんなら判るんだけどさ(笑)


で、イマジン追跡の時に良太郎の様子を見て自分がやらなきゃいけないのかと思いつつ、良太郎がチケットを持っていったら「好きにしろ」とやりたいようにやらせてる。
デネブの「さっきのは優しい感じした、イイ感じ」って言うのに「だから嫌なんだ」って、本当は良太郎のことを心配してるんだけどそれを表には出さないだけってのを自分で認めた発言でしょ?
で、その間に未来の侑斗から説明されるんだけど、良太郎がちゃんとイマジンを倒して戻ってきたことを認めてくれてる。言葉はつっけんどんだけど、表情は優しいんだよな(笑)
契約者の妹を希望が丘に連れて行くって言った時の良太郎と侑斗だと侑斗の方が驚いてるんだけど、良太郎があまり驚いてないのは、そもそも侑斗があの桜井さんだっていうことを認めたくなかっただけだから侑斗がその場所を知ってることは多分そんなに意外なことじゃなかったと思うんだ。
でも良太郎が「偶然」流れ星を見られたと思っていたことを、侑斗は流れ星が見られると判ってて連れてきてたのを知り、星の話を嬉しそうにしてるのを見て、やっと侑斗が桜井侑斗だってことを認めてもいいと思ったんだけど、どうしてそう思えたかってのは星の話もあるけどやっぱり侑斗が良太郎のことを認めたからかなと。
良太郎が侑斗を嫌っていたのは、なんでもかんでも良太郎のやることを頭ごなしに否定してたからで、侑斗からしたらそれは当然判ってて電王やってんだろ?ってことだったんだろうけど、良太郎はそうじゃなかった・・・からだよな。だから少なくとも良太郎が自分がやらなきゃいけないと思ってることを認めてくれて、契約者兄妹のことを自分と同じように考えられるということが判った時点で、良太郎は侑斗に反発する理由はなくなったんだよね、たぶん。
そこに侑斗から良太郎を認めるセリフ「正直お前があんな状態で戦いに行くとは思わなかった」、そっぽ向いたままではあるけどデネブ風に言えば「優しいイイ感じ」の良太郎を労う言葉があったから、良太郎は事情は全く判ってないし、よく考えたら良太郎がそう思う根拠もないんだけど侑斗を疑ってたことをゴメンって謝ってる。
ここの良太郎が、侑斗のセリフに「えっ」って軽く驚いたあとに目が泳いでるんだけど、なんか「どうしようどうしよう」って考えてるふうに見えるんだよね。その結果が、とにかく侑斗は知らないって言ってんだし、それを信じるなら疑ったことは謝ろう・・・なら根拠がなくても判るというか(笑)
それがある意味素直な気持ちだったから、事情を知ってる侑斗も素直に「お前が正しかった」って言えるんだと。侑斗は今まで(というか初っぱな)良太郎のやってることは間違ってるって言ってたわけだから、良太郎が正しいとすんなり認めて送りだしてくれるってのは、良太郎的にどう思ったかは来週・・・なのかな。
「頑張ってこいよ」と笑顔で良太郎を見送る侑斗は、事情を聞いてはいても結果は知らないはずだから、本当ならそんな笑顔で送れるはずはないんだけど、これはたぶん良太郎を信じてるってことでいいんだと思うんだよね。ボロボロの状態でも自分のやるべきことをちゃんと果たせた良太郎だから、笑顔で送りだしてる・・・ってことじゃないかと。
ということで、今回は良太郎と侑斗の間に確かに信頼関係が出来たという話でいいんだなぁと。


映画ネタバレってことでもないけど。
そういや素で忘れてましたが、映画で良太郎と侑斗の関係が変わらないのは、良太郎がほぼ全編記憶喪失だからです(笑)タロズがついてる状態はタロズは事情が判ってるから過去から連れてこられた良太郎の意識がなくても問題ないし・・・ってことで、映画で関係性が変わるも変わらないもないというか、そういう諸々知ってるのは未来の侑斗だけってことなんだけど、その侑斗は良太郎集めに忙しくて良太郎達のドタバタにはそんなに関わってないんだよね。ってことですね。
だから今回の話の先にあるはずの映画の侑斗と良太郎よりも、今回のほうが仲良く見えるのはそういうことで、まあいいかと。(それにしては侑斗のキャラがあまり出てないんだけどw)
ところで今回の話と映画で、一体侑斗は何枚チケットを使ったのか?(苦笑)


まあ今年は珍しく完全に話が連動してるけど、あんまり厳密でもないと思うんで辻褄あってなくても別にいいじゃんというくらいのつもりです。(オレは毎年別物だと思ってうけどさ)
今回は映画の宣伝みたいなもんだけど、TVで来週フォローして判る程度なら別に映画との整合性なんかなくてもいいと思うし、むしろTVしか見てない人にはそっちの方が誠実だよなあ。映画はもっと楽しみたい人が見て楽しめればいいんじゃないかと。もちろん映画見たあとに録画を見返してって意味ですが。(今回の話も含めてこれが幼児視聴者に対して優しくないという意見は判るけど、もっと楽しめるんならいいじゃないの?ってくらいの視聴者です、オレは。そもそもライダーの話自体は幼児には理解出来んだろうし、大人視聴者も取り込むつもりでいるなら別にいいんじゃないかと。大幅に子供向け路線にシフトしないかぎりは)