そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

鋼鉄神ジーグ#1

http://www.wowow.co.jp/anime/jeeg/
再放送でやっと見た。
わわ、やっぱりオモシレー!1話から見たらヤッパリ夢中になって見てたと思う。ロボットものらしい始まりだね。
どうしても全部見たあとで・・・の感想になっちゃうんだけど、最初と最後がちゃんとつばきの日常を語るモノローグで静かに初まって静かに終わる・・・てのは、全13話の話としてもテイストとしてまとまってていいね。
司馬博士が奥熊野で銅鐸を掘り出した1970年から始まって、現在が2025年、55年後ってのは時間的にはかなり大きいなあ。
そしてありがちな1話で始まったわりにリアリティレベルはしっかり確立させてるところも好感度高し。ビルドベース周りのことだけどさ。
50年前の戦い後の、ゾーンに取り込まれてしまった九州の扱いの描写が天気予報ってのが上手いなあ。
今回主人公たちは九州の目と鼻の先にいて(山口ってこと?)常に目の前にゾーンの厚い雲でおおわれた様子を目の当たりにしてるんだけど、日本全体で見ても天気予報で毎日雲で覆われた九州を50年間見続けてたら日常的に忘れないよな。戦いの記憶は風化してもそこに何かあるという視覚的な違和感はスゲー。
そしてそれがあるから、ビルドベースは50年間何もなかったといいながら、職員が怠けることもなく、政府は全ての権限を認めてて、いざ異常があればあっという間に対応する・・・という、こういうとこの描写が見事だなと。
で、ハニワ幻神が現れて街を破壊・・・はいいけど、主人公だけが全く何も知らされてない状態ってなー(笑)本当に気がつかなかったのかバカ剣児。そして幼なじみや級友が突然見たこともないメカに乗って、しかもいきなり変形合体させるって!(笑)ここで悩んじゃいけないのが主人公だよな!
そんなとこで、剣児がオタオタしつつジーグに変身して戦うのをハラハラと(笑)見守るばかり。これが王道だね。
それにしてもですね、鏡の正体知ってると、このヒミカが甦るまでの剣児のライバルとしてバイクレースに出ていた頃の、学園のアイドルであった鏡がなんとも切ないよ。きっと本当に楽しかったんだろうなあ、こういう生活が。使命は使命としてさ。(というか記憶を封印してたんだっけ?)
たぶん復活したのは姉のミヤスと共にだろうから、血縁的には叔父なんだよな。まあその辺いろいろ複雑な心境ですよ。(どうも剣児より鏡が好きらしい)


一応、2話以降の感想はこちらから。