そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ファースト・キス#7

http://www.fujitv.co.jp/first-kiss/index2.html
フランス語も話せないのにパリでカメラマン助手とか、心臓の大手術なのに直前に他の病院に搬送して手術とか、安い少女マンガ並のリアリティレベルにどうも。別にいいけど、今回の井上由美子は随分心ないなあ。まあ脚本家レベルの問題じゃないけどさ。ホントに月9はまともなもん作ろうって気はないな。
今回はちょっとばかり美緒に同情。結城先生、いくら何でも待ち合わせの約束してるのに全く連絡できないってどうかと思うし、ハタチの女の子を4時間近く待たせといてあれはないんじゃないか?ちょっとムカつく。
そしてよく判らんのが、結城先生と美緒が付き合うことについて、患者だからいけないというより、高木先生と学部長の言い方じゃ、医者は恋愛しちゃイカンってしか聞こえないよ。そりゃないだろ。そして高木先生の恋の失敗と結城先生のケースは違うし、兄ちゃんの言う通り、そんなの当人同士の問題だからやめろとか言う話じゃないしなあ。メチャクチャ。たぶん「障害のある恋」を描きたいんだろうけど、全く筋が通ってないよ。
それはさておいても、もうこのドラマでガチで楽しいのはあの3人の掛け合いと友情でしかないよ。今回ははるなもちゃんと絡んでて、飲み屋の会話とかよかった。
あの3人の掛け合いはオレの中ではもう殆どデンライナーでのタロスたちの掛け合いと同じ位置づけなんだけど(笑)
今回もサダヲとひとりが上手くて、特にサダヲの同じような動きしてるのにオチャラケのところと真面目なところがハッキリ判る演技とか、それを受けてのひとりの、美緒のことを聞きながら涙目になっていくところの芝居とか、うっかりもらい泣きしそうになったヨ。勝(サダヲ)と和樹(伊藤)が親友って絵面的にちょっと笑えるくらいに変なんだけど、今回の伊藤はキャラに妙に説得力あってサダヲに対抗できてるんだよなー。こんなに上手かったっけ、伊藤って。役のキャラのせい?
その兄ちゃんは軟派なのに妙に筋が通ってるというか、結城先生や高木先生になんか言われても自分の恋愛ポリシーを信じてて、美緒のことも含めて熱いんだけど、それを他人には過剰に押し付けるわけでもないってとこがバカはバカなりに判ってるのか、ホント憎めないんだよなあ・・・ギリギリうざったくならないのがオレ的にはちょうどイイ感じ。
まあただ、このドラマ的には何がやりたいのか全くよく判らんですよ。