そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

アヒルと鴨のコインロッカー

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 サイン入りポスター
伊坂幸太郎の原作を知ってるわけでもないまま観賞。妹がずっとオススメしてたんで。(その理由はたぶん瑛太
新宿ガーデンシネマで見たんだけど、朝夜2回しかないうえに今日は男女問わず1000円デーで、1時間前に行ったのにもう満席。60席弱のミニシアターの最前列で見るハメに。キビシー!

内容は何言ってもネタバレになりそうだから、ノーコメント。ただこの瑛太のキャスティングが超GJ!ってことで。
感想・・・こういうものだと思えば面白かったです。途中でえっと思って巻き戻したくなるところがあったけど(小説で言えば前のページを見返したくなる)、まあそんなに流れが悪くなるわけじゃない・・・かな。別に話が判んなくなるわけじゃないし、そういうトリックだったのかーって思っただけ。
原作読んでないから、椎名のキャラとか話の展開とか最後のあのラスト、あれが原作通りなのかどうか判んないけど、何となくあまり意味は感じられないような気はする。雰囲気でそういう余韻を残すようなラストにしました・・・って感じ。原作読んでると(原作だと)違うのかなー?*1
明確な答えが欲しいわけじゃないけど、なにか空気を掴むような映画だなあ・・・って感じかなあ。だから面白いんだけど、でも意外と見終わって何も残らんのだよな。
ってことでまあ、瑛太はいいねぇ、やっぱり上手いよねぇと言っとく。立ってるだけでも様になるもんな。瑛太はただのカッコイイ役(アンフェアとか)やらしちゃダメだよなー。
濱田岳プロポーズ大作戦をまともに見てなかったんで(そういやいたな)オレ的にはヒロたんの単発ドラマ「彼女との正しい遊び方」のあの変な子だよ。とするとあの妙な馴れ馴れしさは彼の持ち味ってことか?何か見てるとオレは意味もなく不安になるんだよなー(苦笑)何でだろ。いや、キャラとしてはよかったけど。
関めぐみはなんだかオレ的には境界線上のアイドルというか、可愛いんだかそうでないんだかよく判らんのだよな。「ライフ」の羽鳥見たいな感じだといいんだけど。大塚寧々がキレイと言われてええっと思う感じに似てるというか。
あとは免許のない走り屋のお友達が花君の関目だったり、本屋の店員が平田薫@山崎さんだったりかな。
原作は記憶があるうちに読んだほうがいいんだろか、一応気にはなるけど。伊坂幸太郎なら何とか読める・・・と思う・・・*2

*1:これは例えば似たようなラストの「ゆれる」と比べると、そこで映画を切って観客にその先のシーンを預けるということの意味の重さの違いというか、切ることに意味がある「ゆれる」と比べると、雰囲気だけ?と思うんですが。

*2:文体の好き嫌いが激しいので、最近の若手作家の小説は読む気にならないことが多いのです。