そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

働きマン#5

http://www.ntv.co.jp/hatarakiman/
今日のは大変に見ごたえがありました。最初こそ空気読めよと(新二のこととかいろんな意味でな)思ってた松方も仕事モードオンしてからはマトモになったし。いつも最初からそれくらい真剣にやっとけよって話なんだけど(苦笑)
ツダカンの柄で、ああいう正義感は強いけど不器用なアウトローをやられるとハマりすぎで説得力ありすぎですね。ホントちょい役程度のザンキ松田といい、キャスティングが上手いなあ。松田さんどんな人気映画俳優なんだ?あの凄みようを見ると彼はホントはVシネ俳優だろといいたくなるよ?(そのまんまw)
いいけどなにげに特撮枠だな。忘れてたけど前に田中の友達で松本ヒロヤ出てたしさ。


編集部の連中は日頃意識してないし、むしろ大衆ゴシップ誌で仕事していながらゴシップネタを取ってくる菅原を軽蔑してるのはどうよって話なんだけど、誰かがやらなきゃいけないから嫌々やってる仕事でも菅原さんなりのスクープの美学がある。だから単純に松方が写真撮っちゃったから拗ねてるわけではないことと張り班を続けるその心情、たかがゴシップ写真でも誰もが納得するようなツーショット写真を撮るという自分の中の仕事のハードルが、張り込んで写真を撮ればそれで終わりじゃない菅原さんの意地だという見せ方も丁寧だし、そこからスポーツ紙のすっぱ抜きで更なるカタルシスを呼ぶだろうことは予想出来たけど、その通りの展開を見せてくれたというとこがかなりポイント高かった。いや、なんかいい展開だったー。ちょっと久々興奮したね。
ま、その辺の菅原さんの仕事っぷりを認めたからこそ、みんな差し替え用の原稿作ってはいるものの、自分の手間よりも秘かにそれが使われないことを期待してる部分もあるだろうし、田中なんか初めて日の目を見るはずだった自分の企画なのに未練なく原稿をごみ箱につっこめるのは、それが回り回って自分たちのためにもなるということを理解したからだよね。今の仕事に納得してなくてもそこで踏ん張ることは自分のためだけでなくみんなのためでもある、それがいつか自分にも返ってくるっていう、それも「仕事をする」ってことだよな。今回の話は結構深いな。
その手の週刊誌なんだからスクープなんてちょくちょくあるとは思うけど、やはりそれを自分たちが取ったという興奮は松方の興奮ぶりを見ればそれも納得だし、この辺の描写を丁寧にやっといて最後にカタルシスが来るような持っていき方は上手かった。「これが私たちの仕事ですから」といって頭を下げる松方はちょっとカッコよかったよ。いいんだけど松方は随分ゴシップ誌に対して開き直ってるなあ、好きでやってるとしか思えんのだが、一体どうしてだ?それは随分幸せなことだと思うが、その辺菅原さんがちょっと・・・ホレたな?(笑)
今週のはカンノの演技も全体に気合い入って冴えとった!
もこみちは田中みたいなポジションが思ったよりいいなあ。脚本的にも演出的にもやたら優遇されてて、余分にカメラが振られるってのもあるけど、おいしいな。月9主役よりたぶんいいと思うヨ。
そんな盛り上がった気分を一気にアレにする沢村一樹働きマン音頭にはちょっとヤラレタ(笑)