そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

働きマン#6

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菅原さん、カワイイじゃないかー(笑)>星占い


もうどうみても松方と新二はダメっぽそうなんだけど。
話がマトモになった来たのか、松方にあまりムカつかなくなったな。相変わらず新二がないがしろにされてるには違いないんだけど、松方は「男」だから仕方ないか。ホント、一昔前の家庭を振り向かない会社人間な男(お父さん)そのものだな。ただ仕事にやり甲斐があり、実際そのやり甲斐が報われる職場にいるという幸運なのか、自分で切り開いた故なのかは判んないけど。(だって語られてないし)
だからそういう松方と比べると、ハッキリ言ってそれに嫉妬してる新二は自分で言う通り「無理はしてたけど頑張っては来なかった」なのかも。
その証拠というか、例えやりたい仕事じゃなくてもキチンとそれと向き合っていれば、今回のようなことにはならなかったのでは・・・というのが、新二の後悔じゃないのかな。
というのも、本社に栄転したものの希望の職種じゃなかったということを現場の職人さんたちは誰も知らずに単純に栄転を喜び羨ましがってるんだけど、これって新二が現場の職人達とそういう意味でのコミュニケーションを取ってなかったってことだし、本社の大プロジェクトに加わるべく希望を出していたけど、こういう大きな会社のプロジェクトチームに入れるかどうかは、能力よりも人脈なんじゃないかと思うんだよね。ってことは、新二は会社でそういう根回しもしてなかったってことか。
もしくは今の現場監督を一生懸命やっていれば、上司か誰かがその熱意を認めてくれたかも知れないってことだと思うけど、それもしてなかった。結局理想はあるもののそれに向かう努力をせず、ただ目の前の仕事をこなすだけだから、何も変わらない。自分のやってることの意義も見つけられなかったんだよな。
目の前の仕事がやりたい仕事じゃないからといって真面目にやらないということは、そういうことなんだよね。
松方弘子はやりたいこととやるべきことが一致してる幸運な人間ではあるけれど、今回は、それであっても彼女がやるべきことを十分以上にやっているからこそ、回りでそれを見ている人たちが助けてくれたという話だしね。そこが新二とは対照的なところで、新二が嫉妬する部分でもあるってことで。
仕事に対するモチベーションも違うんだけど、松方は何か言いたいことがあるから記事を書くんであって、単に目の前の仕事を雑誌を売るためのものとは見なしてない、だからそれを知った田中がちゃんと松方のために記事の場所を空けといてくれるわけだ。
でも新二は大きな橋を作りたいといいながらそこに「誰かのため」という思いはなく、ただ自分の夢があるだけで、今回の老夫婦によって初めて自分が作ったものが他人のどういう思いを受け止めているのかに気づくんだよな。だからそもそも、たとえ自分の希望通りの仕事が出来たとしても、そのモチベーションにはずいぶんと隔たりがあるんじゃないかなあ。
とはいえ、新二って現場で結構頑張ってなかったっけ?朝早くから夜遅くまで現場で作業をフォローしてたと思うけど、その辺は「頑張り」じゃなかったの?何だか報われない、貧乏くじ引きがちな人なのかも。
それにしても田中、随分気が利くよなー。彼はお買い得だよ?(笑)
松方の緑のゴヤール、いいなあ!オレも次はゴヤールが欲しいです(希望)ラインが入ってるやつが欲しかったんだよなあー


次回、佐藤くんは新二の部下かー?太鼓持ちか信者か、どっちだ?(笑)(原作読んでない)