そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

モップガール#7

http://www.tv-asahi.co.jp/mopgirl/
イケパラ+ライフ?(笑)イケてる高校生で山口翔悟が!トリプルスターって、どう見てもスターは一人(笑)高校生って年か・・・というか、イケパラでもちょい役は高校生だったな。判っててやってんのかスタッフ?ハタチくらいのイケメン役者なんていっぱいいるだろうに、なんで山口翔悟(24)。しかし高校生に見えなくもないという罠。山翔はカワイイなあ。

話はキレイにまとまってる・・・というか、いつものことだけど、どうしてみんな見知らぬ人(桃子)にそうペラペラと重要なことを喋るのか。まあ桃子もあまりに唐突だけどな。思い込みだけで「○○さんを殺すのはやめて下さい!」って言われても。ご都合だけど、テンポがいいから気にならないけどさ。
毎度のことながら細かいとこを拾ってく演出もいいねー。大友にかける電話で外人に間違われるように喋ったあとにインチキ東北訛りの女子高生とか、変装大友のステッキの握りの向きだけで微妙に何かを表したり、保険医の口癖が結構ポイントに使われてたり(尾関ヒカルが魅かれるのはその口癖だけど別れ時もそれだったり)こういう細かいところで気が利いてるこのドラマの演出が好きです。
内容的には、理科の小泉先生が白なのは確実、保険の沖先生がヒカルのことを好きだしヒカルも好意は持ってるっぽい、その自称彼女の亜衣がヤバイってのは決定、ヒカルは何か脅されるようなことをしたのは確か、亜衣を襲ったのはたぶん沖先生・・・とここまで判ってても最後まで楽しめたよ。演出のさじ加減が上手いなあ。
亜衣の悪事ってことで、理科の先生を盗撮犯に仕立て上げ脅してた・・・盗撮自体が理科の先生を嵌めるための罠だったんだけど、これは今回の事件自体には直接は関係ないんだよね。犯人かもというミスリードをさそってはいるけど、どう見たってホントとは思えないし。こうして見終わって感想書き始めて気が付くんだけど、じゃあこれを入れた意味ってのは何かというと、たぶん本編では全く触れないで終わったけど、亜衣を犯罪者として裁くためかなと思うのね。(以下深読み)
理科の先生の恐喝以外は酷いことではあるけど犯罪ではないと思うんだ。(他にも構内に彼女の被害者がいるとは言われてたけど)あのまま終われば彼女は悪い人間であるのにドラマで描かれた分では犯罪とまではいかないから裁かれないままになるんだけど、視聴者的にそんなこと、許されていいはずない。だけど理科の先生を恐喝して400万取ってるのは明らかに犯罪だから、たぶん警察に事情聴取されれば彼女は捕まるはずなんだよね。そのためのエピソードじゃないかなあと。
そして保険医・沖先生は一応殺人未遂と拉致監禁ってことになるんだが、それを誰かを思いやっての犯行とキレイに終わらせないこのドラマの容赦なさ。
ヒカルが告白してそれを立場の違いとして受け入れなかった沖先生の気持ちは立派で美しいんだが、それをいい話として聞いている周りの人間の中で一人だけ「新たなる展開か?」と、全く空気を読んでない横内警部補の容赦ない逮捕に一瞬呆然とさせられるよ。
確かにヒカルのことを思って断る・・・というのは教師と生徒の禁断の愛ゆえの年の差とか、立場の差とか、若さゆえの気の迷いだから・・・とか思うところに、沖先生は犯罪者だからというそのオチ。沖先生本人もたぶんその状況に酔ってたと思うから、自分が犯罪者だからと思って断ったわけじゃないんだよな、たぶん。
そういう情け容赦ない現実を突きつけていくこのドラマはやっぱり面白いよなあ(笑)
そしてヒカルの万引きも犯罪ではあるけど、他人からの重圧ってことで情状酌量の余地アリだろうし、むしろそれを逆手にとった亜衣のやり口のイヤらしさにムカつきつつ、それをすっぱり切り捨てるヒカルにスッキリ。
桃子の過去のあの女性はやっぱり伏線だったな。しかも大友さんの昔の彼女かー。ってことはなんかあそこで働いてることに必然性があって過去に飛ぶ能力がついたってことか。彼女が事故に会う前に大友と口論をしてたことと関係ありそうな感じだけど、その心残りが桃子を過去に飛ばせるのかなー?

しかしゲストに猫背椿村杉蝉之介を一緒にって大人計画の陰謀か?(笑)


関係ないけど、間に挟まってるBOSSの温泉卓球編CMの最後の阿藤海が飛ぶところは、サッポロ黒ラベル卓球編のなんとなくマネだよな(笑)
http://d.hatena.ne.jp/video/youtube/vm5hpw9pfu0