そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

働きマン#11最終回

http://www.ntv.co.jp/hatarakiman/
初っぱなと同じような「働きマン」テイストの話で、途中から見るのが苦痛になってきたよ・・・。倍速で見てても予想通りの展開は辛いなあ。相変わらず論理のすりかえ激しいし。
松方の眼前に出された「転職」「現状維持」「新二」のカードって、ライフカードのどうする俺?じゃないけど、悩むことじゃないよ。田中に言われるまでもなく「転職」に決まってらぁ。なんでって、今までの話の中で、JIDAIじゃないといけないって松方が思ったことないじゃん。オレが見てるかぎり、松方はJIDAI編集部に自ら希望しているわけでもないし、自己実現のためにそこにいるって描写もなかったよ?ただ仕事としてやり甲斐のある編集部だからいるとしか・・・。働きマンモードはJIDAI編集部じゃないと発揮できないってワケじゃないだろ。
「新二」なんて論外。松方が仕事辞めて九州だなんて、有り得ないだろ。それこそ何したいんだって感じ。新二はたぶんもう帰ってこないね、九州で結婚して終わりだよな。5年後帰ってこいと言われたら会社辞めそうだよ。まあ前向きになったのはよかったよかった。でもたぶん橋は一生造れないよ・・・。
つことで、転職しようとしてる松方をみんなで結果的に引き止めた話。渚みたいなこと言うタイプが一番ムカつくんだけど、結局、目の前の仕事のやり甲斐と、自分の人生の成功を天秤にかけて、現状維持を取ったなんてなあ。
だってさ、これってたまたま痴漢冤罪事件で、松方が無実の論拠を持ってて何となく松方のやりかけ仕事って感じになってるけど、学校の先生の人生かかってるとかでなければ、面接受けたでしょって話だし。
SPEAKの面接も、いきなりあれってないだろ。普通に考えて責任者の佐川から話聞いたらまず上司に相談しろよ。転職前提のあんな大仰な面接はそのあとの話だろ?しかも中途半端に退席なんて、失礼極まりないよな。そしてJIDAI編集部のみんなで松方の転職の足引っ張るって、大人のやることかよ(苦笑)ほぼ決定なら、それをフォローしてやれよ。しかもそんなんに感化されんな田中〜!自分の夢を貫き通せ!
あとさ、ぶっちゃけた話、一編集部一出版社のとこならともかく、あんな大きな出版社の一編集部なんて、いつ社内異動人事があるか判らんのだから、どんなに希望しても別の編集部に移動なんてことだって、可能性としてなくはないんだよな。それなのにデスクに取り立ててくれる仕事を断って、JIDAI編集部に居残りってなあ・・・。まさにチャンスを棒に振った話です。編集長だって言ってんじゃん、仕事は仲良しクラブじゃねぇって。今のメンバーが仲良く仕事をすることと、仲良し同士で連帯して仕事をすることは違うだろよ。どんな仕事場に行っても、どんなメンバーとでも、ちゃんと仕事が出来てこそプロの編集者なんだからさ。
でも佐川のSPEAKの話もちょっと怪しくて、雑誌単位の契約仕事って意味でのヘッドハンティングなのかどうかが・・・もし雑誌潰れたらどうすんだ?そういう意味で、フリーになるか現状維持かならまだ松方の悩みどころは判るんだけど。それなら現状維持もあり、だけどさ。まあどっちでもいいんだよな、今回の話は。そういうとこじゃなくて、痴漢メーカーの女の罪の立証と痴漢冤罪を晴らすって話だからさ。
まあそんな何となく履き違えたままイイ話っぽく体裁を整えられたツマンナイ最終回だった。途中面白かったのになあ、ガッカリ。松方の「仕事のやり甲斐」って、どこら辺にあるんだろ?判らないままだった・・・ガムシャラに働ければどこで何をしてもいいのか、まあそれでこそプロだけど、出世という人生設計は考えないのかなあ?考えてるふうだから余計に判らんのだけど。
とりあえずキャスティングはよかった。田中のもこみちはおいしかったなー。東京タワーのマイナスポイントを取り戻せたか?w