そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

エジソンの母#3

http://www.tbs.co.jp/edison-mama/
今週は面白かったー!1・2話より断然面白かった!なんかテンポよかったし、勢いがあってノリがよかった。賢人に振り回される大人というところでなく、大人たちの行動がオカシかった。賢人の行動もそれまでの痛々しさがなかったし、関係の構図とかが判ってきたからかも。
規子先生が破談になったという噂をする教員たちと加賀見先生の家庭の内情、副担任・久保くんの空気読めなさと、いきなり佐々木先生(サブキャラだったかヤスケン)がタイミングよく急接近。そこから授業参観の内容である「はしのうえのおおかみ」への流れが淀みなくて上手いなあ。
加賀見先生はかなりツボキャラだ。カッコイイー!いちいちキャラがステレオタイプじゃないのがいい。なにげにヒドイこという規子先生!で、青柳さん(@杉田かおる)と加賀見先生は仲が悪いのね。
おまけに規子を振った美浦はやっぱりヒドイ奴!(笑)規子が逆ギレ、どっちがヒドイって、そりゃ美浦だよな!このカップル、ダメだ!上手くいくハズねー!(爆笑)それなのに美浦は花房ママにトキメキ!規子&美浦の美男美女カップルが上手くいかなかったのはそういうモンだろうけど、だからといって花房ママと上手くいくかどうかというのは・・・どうだろね?でも規子はまだ佐々木先生の方がちゃんと話できる分、いいんじゃないかなあ。美浦は規子にとっては宇宙人だよw
「はしのうえのおおかみ」の発表準備をする規子と久保のやりとりもおかしかった!ヤバイ、伊東美咲がキュートに見える罠。佐々木先生、メール5回目?早っ!
そして授業参観当日の大騒動、爆笑!
何がおかしかったって、青柳さんが、エプロン姿で入ってきた美浦に「まさかあの美青年、花房くんのパパ・・・」って、そこかよ!>美青年(笑)
前半で「手のひらを太陽に」から生き物はみんな友達だといいながら、花房家では弱肉強食・食物連鎖を「自然の摂理」と教え、そこから公開授業での道徳教育で「はしのうえのおおかみ」をやってるのに、賢人がオオカミの生態を語りだし(絶対「食べる」っていうと思ってた!だってオレもそう思ったから)、それだけで子供たちがどんどん自分勝手に話を膨らませ大騒動。久保の冷静なツッコミもいい!絶対コイツ楽しんでる(笑)
子供たちに道徳を教えたいという規子と、賢人が元で脱線した授業こそが本当の教育だと面白がる美浦・・・って流れ、最高!笑ったー!ていうか、誰かの規子先生の味方してやれよ。
結局大人が「親切をすることは気持ちのいいことだ、だから人には親切にしなければいけない」なんてきれい事を教え込んでも、それだけで子供はいい子には育たない、そんなのは大人の幻想だってことで、ウサギさんに親切にするオオカミさんはイイ人だってことに納得してた子供たちでも、どうして?でどさくさ紛れに自分たちの考えをぶつけ合う方が子供たちの想像力と情操教育になるってことよな。深いなー(笑)
しかもそのオチが、オオカミに共感する校長先生はクマさんにはなれない・・・って!(笑)
一見道徳教育の邪魔をしてた賢人が、ちゃんと人に親切にすることを実践できてる、それを見る花房ママと規子先生の眼差しはよかった。こういうところもちゃんと押えてるんだよなあ。
 
花房の別れた父親とそのお義母さんが賢人に対して、まったく普通の「忙しい大人の態度」しか取ってなかったことが離婚の原因だったということと、それと対照的に花房ママがああいう大らかな性格なのは花房のおばあさんのおかげだってことが、すごく納得。エエ話や。
知らない子のお父さんの後ろ姿を見て離婚した父親だと思って追いかける賢人くんはちょっと可哀想だった。こういうエピソードの挟み方も上手いなあ。
なんかあんまりおかしかったんで語ったちゃったヨ。今期はコメディでちょっとイイ話なドラマがツボに入ってるのかオレは。