そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

プロジェクト・ランウェイ3/NYデザイナーズバトル#10〜12

http://www.wowow.co.jp/extra/runway/
WOWOWの携帯サイトにティムの着ボイスがあるって知って、思わず大量に落としてきてしまった‥‥いやーこれ良いわ。アラームとかスケジュールのお知らせに使おう(笑)

#10「セーヌ河になびくクチュール」

忙しくて感想書くの忘れてたけど、あんまり覚えてないなあ。録画残ってたっけ?ああヴィンセントはここで落ちてたのね。やっぱり見てない気がする。ちょうど買ったHanakoにキャサリン・マランドリーノとマイケル・コースが見開きで載ってたけど、マランドリーノって今流行なの?ちょっと前のデザイナーって気がしてたけど‥‥まあHanakoだしな。
 

#11「ブラック&ホワイト」

アンジェラとヴィンセントの敗者復活で大混乱(笑)
でもまあローラのが一番よかったから順当か。結局計3人落ちるってのはやっぱり簡単にはいかないねw
カクテルドレスって言われてもどの程度のレベルのドレスか日本人的には想像しづらいな。ウーリのも嫌いじゃないんだけど。
 

#12「ELLEを飾れ!」

いきなり厳しくなったなあ!まあ4人残ってて落ちるのは一人、ホントに最後の関門だからな。でも結局4人全部がファッションウィーク行き‥‥は、条件が厳しかったからこれくらいはって感じか。これもどう見てもウーリが優勝は間違いないもんな。あとはみんな同じ‥‥というか、ローラのも服としてはいいけど、ELLEのファーストルックって考えるとどう見てもウーリのがフレッシュで気持ち良いよ。モデルがアフロの黒人ってのもブルーのプリントと合っててよかったな、クールだよ。
しかし出来がどうとか以前に今回の条件は厳し過ぎる〜。その分面白かったんだけど。
ガイドラインなしで自分を表すデザインを‥‥はいいけど、デザイン画を30分、しかも作業期間が二日で、丸々使えると思ってたその二日目がいきなり半分になって有無を言わせず自分でファッションフォトを撮ってテーマを表すって‥‥どんな状況でも最高のものを作らないといけないのかー(笑)まさに「パニクるな!」w みんな制作途中だよ。つか前日やり直して全部解いちゃったウーリかわいそう‥‥(でも優勝だけど)
こういうテーマだともうファッションが好きだからデザイナーになりたいとか言うレベルじゃないんだよな。殆ど哲学というか人生。まあこの辺、日本とアメリカの意識の違いってのもあるだろうけど、ホントにアメリカ人は本気だなあ。この番組自体、勝ち残ることで得られるビジネスチャンスがまさにアメリカンドリーム級だから当然といえば当然なんだけど。
次回はみんなで討論会やって、ファッションウィークかー。
 
それにしてもこういうお題を、短時間でいろんなバリエーションでもってクリアしていかないといけないってのは(しかも自分らしくないといけないし、ちょっとのミスや油断にいちいち厳しいツッコミが入る!)、日本人じゃ難しいだろな。最近特撮にかまけてあまりファッション方面ってチェックしてないけど(でもオタクじゃない)、オレは東コレデザイナーとか装苑的なデザインってあまり好きじゃないんだよね。自分の好みがリアルクローズだってのもあるんだけど、似たようなルックスの日本人に合わせて作る、というか、個性を出すためには奇抜な格好をする方向にいかないとと考える日本人と(それはどっちかというとアート?)、いろんなルックスの人間がいすぎて、何が正解か判らない、結局「自分らしさ」を理論的でも感覚的でもどれだけ理解出来てるかてっとこで判断を求められる欧米人って違いなんだろか。
実際日本人は同じ物を持って同じ格好をしてるってよく言われるけど、欧米だって状況は同じなんだよね。でも見せ方が違うというか人と同じようには着ないってだけで。日常でそういう風景を目にしてるかどうかってのが大きいんだろうなあ。NYに一週間いるだけでも、ファッションの拘りのいろんなことがどうでもよくなるもんなー。あ、オレが流され過ぎなのか?(つかうっかり腹出しても平気かーとか、ノーブラOKかも?とか思っちゃうもんな。しないけど)
あと向こうで老舗のファッション誌が日本に入ってくるときに、最初は割と読み物っぽいお堅い雑誌だったりするのに、そのうち路線変更して普通のカタログ的ファッション誌になるってのも、まあ日本人はあまりファッションに難しい理屈を求めてないってことだろな。たぶん向こうじゃもっとファッションって、生き方とか社会情勢を考えたうえでの自己表現だと思ってる人が多いのかなあ。作る方も着る方も。(単純な数の問題もあるのかもしれないけど)