そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ROOKIES(ルーキーズ)#3

http://www.tbs.co.jp/rookies08/
デネブ御子柴いわく、「待て、阿仁屋も心の中ではきっと、野球がやりたいって思っているに違いない!」(「勝手にオレの心を妄想するなー!」と後ろから飛び蹴り)勝手に爆笑!いやそれ桜井侑斗じゃないから!
というか妄想じゃないよな(笑)川藤先生、野球がやりたいです‥‥だもんな、阿仁屋は。ミッチーか!(苦笑)
しかし、「私を甲子園に連れてって」だの(南ちゃんか!)、「甲子園には魔物が棲んでる」だの(言ってない)、「ペンキ仲間」のあとの計画的放置とか(優しさって何?w)、野球部の奴らの代わりに俺が相手だだの(野球部に迷惑掛かると判ると抵抗出来ない新庄よー)、もうベタ一直線過ぎ。部活動で先生公認の乱闘ってー!(笑)メチャクチャや。ユニフォーム着てたら暴れてもええんか。
アホだと思いつつ、入り込んで見てたら何か判んないけどスゴク納得しちゃうよ、この展開。そりゃあ若いモンがハマりまくるわけだよなあ。だってどう考えても強引なんだけど、それで正しい気がするし!(笑)
というか、野球部狩りってあんだけ?絶対もっと大事になるんだと思ってたよ、騙されたーw 新庄の気持ちの見せ方のためだけなんじゃん。
阿仁屋の話だけで殆ど1話引っ張ったんだけど、阿仁屋が野球部に戻りたいのは視聴者はもう判ってるんだけどそれをどう落とすのかってとこが見せ所か。前回と同じじゃ芸がないしな。
阿仁屋の拘りにしたって、聞いたら何それって話なんだよ、大人からしたら。だってそれで諦めるって、そんなことでこれからの人生やっていけるのかって話だし、そういう意味では阿仁屋って見た目以上に繊細すぎって話だよなぁ。
でもあの年代の彼らにしたら(と大人ぶって言ってみる)それは人生の一大事で、野球が好きだったからこその挫折なんだけど、ちょっと待てって思うのは、阿仁屋、ライバルの川上と自分を同一視した勘違い負け気分で落ち込んでんじゃねーぞ?って話だもんな。きっとヤンクミならそう言うよ!w
実際負けて挫折したのは川上で、阿仁屋が挫折したわけじゃないんだよ。だからこその意地の張りどころが見えなくなってて、阿仁屋は野球をやりたいとは言ってるんだけど自分にかけた暗示の意地を破れないから、川藤の本気を確かめたうえで、御子柴の「自分から言えよ」と、塔子の「野球やったらやらせてあげる」で、何とか「俺もいれてもらっちゃっていいかなぁ?(てへっ)」ってとこで落ち着いた‥‥って話だよなー(笑)
そこに時間をかけるのは、このドラマの場合正解だと思うし、話の展開や筋よりも阿仁屋の気持ちの問題を丁寧に描いてるってことでは見ごたえありました。
しかし未だにちょっと判らんのが、あいつらの部活停止前の状態ってのを説明してくれてないせいで、彼らの仲間意識の拠り所がいまいちよく判らんとこなんだよな。不良っぽい奴らと御子柴って何が違うんだ?あいつら野球部なのになんであんなに野球の下手なの?(笑)それにしても「普通」というだけで御子柴を際立たせる小出くんはスゴイです。
ところで確か市原くん、野球経験ないって言ってたと思ったけど、そのわりにやたらスウィングのフォームがキレイなんだけど。スゲーな市原。
そして塔子はカワイイなぁー(*´∀`*)