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『心の声に耳を澄ませろ。心の声に‥‥』
巨匠にしちゃ盛り上がりに欠けるというか、アッサリめでつまんなかったけどまあいいや。
まあつまり、渡ちゃんが今まで戦ってたのはパパの作ったブラッディローズに導かれてってことで、心の声でなく血で戦ってたってことなんだよね。そこで初めてそれに疑問を持って自分の心の声を聞いて戦ったってこと。それが親に言われてやりたくもないバイオリンをやってたっていうマミさんと同じだったってのをストーリー的には被せてあるんだけど‥‥
だから、最後に渡ちゃんが「大切なものを守るために」って言ってもさ、今までに渡ちゃんの守らなければいけない大切なものって描かれてないんですけど?だから何に同意していいのか判らない、非常に意味不明の話になっちゃってんじゃないか。そりゃ巨匠もマミと渡の立場をなぞるくらいしか出来んわな。あ、脚本米村さんだっけ、でも米さんのせいでもないような(苦笑)
それより渡ちゃんは、自分がなぜキバに変身してファンガイアと戦ってるのか全然判ってないの?それ自体描かれてないから、せっかくの主人公のモチベーション確認の話なのに、全然そういう風に機能してないよ?これ18話だよなあ?
キバットに思い出せって言われても、そんなシーンなかったと思うんだけど。巨匠も困るよな、使えるシーンがないんじゃ。別フォームの映像って、投げやりすぎだよ(苦笑)渡の心の声はみんなを助けたいじゃなくて、キバとして変身したいってことかよ?おいおい。
つか渡っち、まさか「みんなも同じように変身出来るんだと思ってたよ」とか言い出すんじゃないよな(笑)たぶん君だけだって、変身出来るのは。
過去編の音やんは至極真っ当というか、まさに音やんらしくてよかったです。
音やんは自分の美意識基準で生きてる人間で、アバンのキバトリビアが1%の閃きと99%の努力の話だったけど、音やんは自由な魂を持ってるからこそ1%の閃きを最大限に生かすことが出来るんだよな。もちろん才能あっての努力だろうけど *1 、音やんが努力を見せることはないんだよな。イクサ装着で体調最悪だったことをずっと隠し通した時みたいに。
監督・脚本もだけど(この組み合わせの音やんはいいな)、まあさすがは紅音也って言うキャラを十二分に判ってる武田くんが素晴らしい!やっぱり音やんは最高です!つか音やんLOVE!武田くんは目に色気があっていいよな。特に音やんのキャラはハマってるし。武田くんが音也を好きなのがすごくよく判る。
それはともかく、過去にマミさんにバイオリンを捨てる決意をさせた言葉を言ったのが音也パパだってのはスルーなの?ここでそう言う話に持ってかないんだー。というか以前音やんに迷惑かけられたリストからいいことした人を探してたけど、マミさんでよかったんじゃない。偉大なお父さんじゃないか、ねぇ。
こうして音やんの言葉はゆりを介して恵から渡に伝わったり、たまたま出会ったマミさんから渡に伝わったり(でもこっちは知らない)音やんは偉大だ!音やんステキー!
そういや名護さん(笑)名護さんは偉大だ!もう日本の国家権力よりも名護さんの俺正義の方が優先。スゴイなー、普通の人間にはちょっとマネ出来ないよ?それって犯罪だし。さすがは名護さん、オレたちに出来ないことをやってのける!そこにシビレル憧れるぅ!でもマネしたくはないな、ファンガイア逃がすなよ。「俺のボタン」笑った!はいはい、わかってるわかってる。
一応イッちゃってる名護さんはサイコーです!って言っとかないと加藤くんが気の毒だ。
それはともかく、警察上層部に「素晴らしき青空の会」メンバーがいるんだ‥‥
てんこ盛りは‥‥まああんなもんか。電王と違ってキバの通常フォームがヘタにカッコいいせいで思い切りが足りなくてダサすぎ。ドランから3つのしもべどもが出てくる時の形態って何だろうと思ってたけど、チェスの駒の形だったのか。今頃気付く。ポーンってこと?
予告。なんか渡ちんが変だったよ?音也?潮来?
*1:努力して才能を発揮するのは単なる秀才で、才能があるからそれを維持するために努力するのが天才かと。