そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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パンドラ#8(終)

http://www.wowow.co.jp/dramaw/pandora/
一応ネタバレ注意。
そうきましたかーって感じのキレイな終わり方。いやーお話としてすごかった。面白かった!
結局エミは死んじゃって、鈴木先生は心を閉じるし、太田黒教授は恥さらし。そうか、わざとらしく鈴木先生が鍵を預けたのはそういうことか。バカだな太田黒w
朋田理事長の落ちぶれっぷりがあまりにも哀れを誘うんだけど、朋田パパが恐すぎるよ!
そして今回の一番の見どころは深見厚生大臣と秘書沼部だった‥‥!
沼部のロリコン?はガチだったのはともかく(あの変装は一体‥‥あれもガチ?)、深見大臣とまさかの腹違い兄弟!ビックリ。
というか殺されたボニッパルの森村、よくそんなスキャンダル調べたなぁ、それだけでも感心。しかも結局金かよ‥‥
深見と沼部のは、エミ殺害指示「本当なのか」→義兄弟発覚(視聴者に)→「死んでくれ」→最初で最後の「兄さん」→大臣殺害→最後の仕事(遺書)→結局心中‥‥の流れすごすぎ。重い‥‥
それにしてもあの「パンドラ」の行方、鈴木先生の身体の中ってのはありといえばありだけど、予想も何も、そんな事しても大丈夫かどうかなんて視聴者には判らんからなあ。もしあそこで死んでたらどうすんだ?
ただちゃんと希望は残ってよかった、本当に燃やすかと思ってたよ。絶望と見せかけといて希望というか、脚本あざといなあ(苦笑)まさにパンドラの箱。ギバちゃんの刑事が結局キーパーソンだったかー。
で、それは記者言うところの「愛」なのか?まあ愛だよな、医者としての。燃やさなくてよかったよ。しかしいつか世に出ることはあるんだろうか?どうなんだろね。パンドラの箱はフタを閉じたままってのもありだよな。
とにかくキャラが濃いというか展開ががっちり決まってる上にキャラがしっかりしてて一分の隙もない、見ごたえのあるドラマだった。情感とかそういうの抜きでまさに理詰めのドラマ。さすが井上由美子。ヘタに感情に訴えるようなドラマより、こういうのの方が向いてるよな明らかに。ちょっと男性系。遊びの余地が全くなくて窮屈といえば窮屈だけど。
あとあの中に混じってて見劣りのない演技をする谷村美月は一体将来どういう女優さんになるんでしょうか?
そいや今頃になって言うのもなんですが、ギバちゃんの相棒刑事役で宮城健太郎リュウケンドーの瀬戸山くん)が出てたよ。もちろん1話から気がついてはいましたが。彼は訛りも味のうちなんだろか?(カワイイけどさ)