そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

http://www.indianajones.jp/top.html


やー面白かった!スゲーB級バカ映画だった!
同じような物で言うと、ナショナルトレジャー2の方が話も凝ってるしVFXもスゴイし大作映画を見たーって満足感があるんだけど、(ハムナプトラはそもそもただのB級だし)インディはこれでいいんだと思う。全然文句ありません。ハリソン・フォードはカッコヨスギです。
画面の感じが初っぱなからいかにも60年代映画のやっすい感じだったり、VFXというよりはSFXって感じの昔風の作りなんだけど、一番メインのジャングルでのカーアクションにしてもカメラアングルから構図からいちいち凝ってて、前3作よりどう見てもお金も手間もかかってるよ。あんだけメチャクチャやってても判りやすいし見てて面白いもんなー。でも肝心の「クリスタルスカル」がどう見てもプラスティックの安物に見えるのはどうかと‥‥せめてアクリル造形にしてくださいヨ(苦笑)あれ、どう見てもヘン、御利益なさそう〜w でも宇宙人の骨格がクリスタルだってのはいいね。そりゃ完璧なはずだよ。
話自体はなんてことないというか、たぶん3作目の「最後の聖戦」の方がいい話のような気がする。あれは真っ当な大作映画だった。
というかさ、今回のネタって(これネタバレじゃないよな?もう公開してだいぶ経ってるしな)ロズウェルエリア51なんだけどまさか本当に宇宙人とUFOを出すとは思わなかったよ。冒頭の展開からは予想の範囲内だけど、やっぱりビックリというか、トンデモすぎてビックリよ?でもよく考えたらインディって1作目からトンデモだったもんな。うん、よく考えなくても今更だった(笑)この辺、たぶんトンデモにしてもナショトレの方がある意味良心的だよなw そういやエリア51の倉庫には確かにアークがあったよw
何となくインディシリーズってナチスキリスト教絡みってイメージあったんだけど(そもそもパパの研究対象がそれだってだけなんだけど)、今回はその辺もあんまり関係なく東西冷戦時のソ連のトンデモ超能力研究と宇宙人だからなー。まあ微妙っちゃ微妙。それよりもオレがちょっとヤだったのは、ジョーンズ教授がこの20年の間、スパイをやってたってことですよ。あんまり一考古学教授の冒険にイデオロギーを持ち込んで欲しくなかったんだけどな。背景としてそれがあるのはナチと第二次大戦みたいな物で判るんだけど、スパイはないと思うなぁ。そういう時代だったのかなあ。あちこち飛び回ってるしな、教授。
いろいろ笑いどころもあったし(オレは3度落ちるが好き)、インディの息子はいかにも息子って感じでよかったし、最後が結婚式なのもちょっとほのぼの和んだ。帽子はまだまだ譲れない‥‥で終わるのもね。さすがに映画はこれで終わりかなあ。まあオマケにしても(いやお話としては最後の聖戦で終わりでいいからさ)面白かったよ。そういやヘンリーパパもお亡くなりに。残念。
どうでもいいけど、ジョーンズ教授はどう見ても被爆してます。間近で核爆発って、あとあとあんなもんで済まないと思うよ?