「DEATH NOTE リライト2 Lを継ぐ者」
関東では夕方ずっとTVシリーズの再放送やってて、今日Lたんが死んだ25話と（今度こそちゃんと録画したぜ）ミニ総集編な26話をやったところで金ローのリライト2ですよ。
「Lです。」から始まってLたんが冷房の温度下げすぎまで心配してくれてるけど家庭じゃ27度は低いですね（笑）オフィスでも女子は冷房病ですよ。エコ的には28〜29度で。
さてなんだろと思ったらLとワタリがこれまでのあらすじを説明してくれる第2部の再編集版でしたが、相変わらず愚かな月くんの高笑いを堪能しました。悪あがきも楽しませてもらいました（笑）ああー、あいつホントバカだよな、バカ。Lたんがいないことの空虚さと言ったら、そんなものじゃ収まりませんが（苦笑）ニアは可愛げないから好きじゃないんだよなー。
まあ月くんの凋落ぶりは自分が神であると自称したとこからの勘違い自己肥大化なんですが、その結果としては当然だし、デスノの面白さってまあそれをハッキリ見せてる、そんなとこだと思うんだよな。過剰な力を持った故に腐る正義というか目的の履き違えっぷりがおバカすぎるよ月。
ところで、バットマン「ダークナイト」の感想をチラホラ見てて（たまたま目にしたレベル）たぶんいるだろうとは思ってたけど、「バットマンとは何者で、何をしている人なのか」をはっきりと判ってない人がやっぱりいるんだな、と言うかそれってあまりに基本的すぎるから映画ではスルーされてるんだけど、判ってないとどうしてあのラストが悲劇的な決意なのか判んないと思うんだよ。何となくは判るだろうけど。
なんでジョーカーを殺さないんだと思った人がいるらしいけど、バットマンは私設自警市民だけど基本的に人を殺しません。捕まえて警察に引き渡すのが彼の勝手なお仕事です。だから警察のゴードン本部長と仲良しなんじゃん。もちろん悪人が勝手に自滅することはあっても、バットマンが、というか人が人を殺しちゃイカンよな。
だから「ダークナイト」の一番のキモは、人を殺さない（死で裁かない）バットマンが、他人の人殺しの罪を被ってでも、自警市民として生きることを選んだということなのですよ。やめようと思えばやめられるはずなのに、やめないのは彼が「バットマン」だからということなのです。すでにウロボロス状態。（ちなみにバットマンが引退するのは身体が衰えてうっかり拳銃を使ってしまったことが理由＞BATMAN BEYOND）
金持ちの道楽というか、ノブレス・オブリージュにしても過剰すぎるね（苦笑）
しかし人は他人の死をコントロール出来る力を手に入れて過剰な正義の心を持ってたら、すべからく夜神月になるもんなんでしょうかね。そんな度胸があればだけど。
でもどんな正義でも人を殺して裁いて良しと思ったらヒーローではないよな。その誘惑から逃れることもヒーローの証と言うものではないのでしょうかねー。必ずしも正義＝善ではないけど、人を殺すのは完全に悪だよ。バットマンは正義ではないけど善であろうとしてる人、夜神月は正義＝善＝神だと思ってる人ね。
まあそんなこといったらデスノートの話は成り立たんけど。
