そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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ゴンゾウ・伝説の刑事#9

http://www.tv-asahi.co.jp/gonzo/http://www.toei.co.jp/tv/gonzo/index.html
ラス前、どうやら真犯人は乙部で決まりのようです。やっぱり潜入情報をうっかり漏らしちゃってたのは鶴ちゃんで、6話の電話の相手はやっぱり乙部だったのだ。そして先週の乙部とのランチは今回のあの3人とのランチに繋げるためのちょっとした布石だったのだ。丁寧すぎて判りやす過ぎですw>脚本
キサラギみたいに2時間ノンストップだと考える余地の無いまま構成の妙に唸らされるけど、連ドラだとやっぱ判っちゃうなあ。いやまあこのドラマは積み重ねで見せてくものだから構わないんだけど、ちょっとしたことにも必ず何かあるってのが読めるってのも良し悪しか。カタルシスはあまりないなー。だって無駄な描写がない、全部繋がるって判ってるんだもん。変なとこに意外性はあるんだけどな。
だから3年前の事件と繋がってるってのがちょっと話の都合すぎるように見えるんだよね。今んとここじつけっぽいのは本来そこが繋がる理由がないから。共通項は黒木の体験ってだけだし。黒木に恨みが‥‥とか言うんならものすごい計画殺人だけど、そんなことないだろうし、無理だし。来週最終回だけど多分ないよな?
憑き物が落ちたような佐久間とやる気満々の黒木の対比が完全に逆転なのは面白いよね。
出来過ぎとは言ったけど、岸さんからの銃暴発の情報が鶴ちゃんが目撃者として生かされてたことに気がつくきっかけになり真犯人の可能性をはっきりさせる。そして黒木・日比野組の調べた早苗の話からその経緯がわかり、同時に寺さんと鶴ちゃんの方の捜査情報漏れの話から乙部が怪しいと目星を付けての捜査という流れは、片方は状況、片方は犯人の目星ってことで、見せ方上手いです。
そこで犯人が実は3年前の‥‥ってとこなんだけど、まあこれはその理由が偶々なのか何なのかまだはっきりしないんで何ともいえませんが、黒木がやるべき事件だったというところで、黒木・佐久間の3年前のリターンマッチってことになるのか?佐久間が黒木をこの事件の捜査に引き入れなきゃ、その繋がりは判らなかったし気がつかなかったってこと、そもそも佐久間と黒木がこうなったのは3年前のその事件のせいってことで、不思議な絵模様を描きそうです。
さて、すっかり目的を果たしたと思ってる佐久間はやる気になるのかどうか。毎回あっというまにEDですよ。テロップが流れてくると「ああっ、もう終わりなのー!?」と、思わずTVに向かって突っ込んじゃうよ?
というかさ、杏子が死ぬ間際に犯人を名前を言ってればよかったんじゃないの?「この世界に愛はあるの?」なんて口癖で誰のこと言ってるか判ったらそっちの方がすごいよ。だって黒木の知り合いじゃないだろうにw