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仮面ライダーキバ#31「喝采・母に捧げる変身」

東映http://www.toei.co.jp/tv/kiva/ テレ朝:http://www.tv-asahi.co.jp/kiva/
『やった‥‥やったよ、母さん!』


今回はさすが巨匠というか、いろんな要素を絡めて盛り上がってはいるんだけど、いかんせん敏樹先生の脚本が気持ち的なことをあまり描いてくれてないから、麻生親子の悲願ってのはこの話の本筋だから当たり前として、展開は盛り上がってるのに感情的には細かいとこが気になってイマイチ乗り切れませんよ。
弟の光秀がやらない・止めようとした、母・ゆりの思いを受け継いだ戦いを、恵がどうしてやっているのかという気持ちは、話の展開以上には判らないんだよな。
筋道として理屈は通ってるから、燃え展開なのは感じるけど、カタルシスがないというかなんか微妙と思っちゃうのは贅沢なのか?つか流れの見せ方が上手いのは石田監督の手腕だと思うしな。
 
あと、名護さん名護さん、それ本心ですか?なんかいきなり毒気が抜けていい人になってるんですけど(苦笑)
キバだった渡を責めないどころか(というか渡は別に隠してないしキバだって言ってたし)、自分の弟子にして鍛えようって、それでいいんだ!(笑)さっすが名護さん、心が広いなあ!
というか、キバは人類の敵って言ってたのに、渡がキバなら大丈夫って、ずいぶん渡くんを信用してますよ?まあ名護さんがいいんならオレたちゃいいけどさ。
でもそのかわりというか、使えなくなった健吾を切り捨てって、酷い人って言うより率直な人だなあ。本当の意味で実力主義か。まあ健吾は鬱陶しいからオレはいいんだけど。いなくてもいいくらい。
でもそんな打ち拉がれて雨の中ずぶ濡れな健吾のところにやって来たのは地獄を見た男‥‥じゃなくて嶋さん。地べたを這いずり回って見える光もあるんだよとか、弟になれとか言われなくてよかったな、健吾(笑)だからといって、キングや太牙のことを知ってる嶋さんがいい人だとは思えないけど。
 
名護さんは人間丸くなったというか、余裕が出来たというか、渡=キバだって認めることとか、恵にとどめを刺させてやろうってのは、渡や恵の今までの戦果を認めてくれたって解釈ででいいのかな?
『戦士というのは誰かのためになるものではない。それがたとえ母親のためでも』『あたしは戦士としてルークを倒したいの!』
そんな名護さんと恵のやり取りがあり、イクサの不備を使ってルークを倒そうって言うゆりの執念がかち、母娘2代に渡ってやっと念願叶ったようでよかったよかった。ダブル変身も見せ方として上手いしゆりの方でルークを眠りにつかせ、恵が倒すってのもよかった。そこで今回は終わりかと思ったくらい。
ゆりよりはやっぱり恵の方が戦士の自覚あるって言うか、光秀が戦士にならなかったのは本人の資質ってことでいいのかなー。でもってゆりさんはこのときのことを恵に語り聞かせたりしてたんだろうか、子供たちにいつか復活するルークのことを託すってのは普通の母親ではないだろうけど、どういう経緯でか呉服屋に嫁いだゆりが、最後まで青空の会の戦士であったってことなんだろうな。
『その時あたしがこの世にいなくても、あたしの魂がお前を倒す!』が恵に受け継がれて、無事に念願を果たしためぐみんはどうするのかなー。まだ戦うのか、戦う理由が出来るのかな。いいけど今回、二人とも髪形同じようなポニーテールに揃えてたな。
 
渡はいろいろ悩んでるけど、相談されてた深央ちゃんがいきなりいなくなったのはビックリ。それ、ビショップが連れてったの?なんかリアクションしてよ深央ちゃん。渡くん心配してると思うよ?それ放っといていきなりビショップにキバが敵って言われたからって、後ろから跳び蹴りはないんじゃないかと思うけど。
黒のスーツはクイーンの役割を受け入れた証なのかなー。ゴスじゃないんだw むしろメイドでもいいのに。
思ったんだけど、善いことをして天国に行くって言うのもルークのタイムプレイのひとつだったんかなー?途中でやめたよな。
今回は音やんの出番が微妙に少なくて不満ですが、あの最近では一番ライダーっぽい、昭和の一号を彷彿させるような凝った変身ポーズに笑ったからいいや(笑)
というか、だからあの3匹のモンスターと音也&ゆりはそんなに仲良くしてていいのかってーの。
あ、何気に阿鐘の窪寺さん、さようなら。なんかルーク退場に紛れてたよ?


予告。
白峰ー?そうかそういうことか!(笑)